飲み会で知り合った人、お店の店員さん、仕事関係の人、学校で知り合った人、など…
生きていると日々様々な人に出会います。
初めて会った人で、会話をして別れた後に、ふと「あっ、またこの人に会いたいな」と思ったことはありませんか?
このように「また、会いたいな」と相手に思わせる人は、大抵いい印象を与える言葉を話しています。
その言葉によって、相手の気持ちを引きつけているのです。
では、このいい印象を与える言葉とは、どのような言葉で、どのような力を持っているのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
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いい印象を与える言葉というと、相手をやたら褒めたり、とにかく相手を気持ちよくさせる言葉などと思いがちですが、そうとも限りません。
いい印象を与える言葉の原点にある一番のポイントとは、その言葉に優しさや思いやりが込められているかどうか、ということです。
つまり、言葉そのもの、言葉づかい、イントネーションなどが荒っぽかったとしても、相手に対する優しさや思いやりがあれば、いい印象を与えることができるのです。
いい印象を与える言葉を話す人には、誰しも「また会いたい」と思います。
「いつも一緒にいたい」と思います。
「この人から何かを学びたい」と思います。
さらには、「この人に自分の本心を素直に言ってしまいたい」とまで思ってしまいます。
そしてお互いを共有し合いたいと思います。
時間や、場所や、未来さえもこの人と一緒に分かち合いたいと思わせてしまう力があります。
いい印象を与える言葉は、人と人との間で吸引機の役割を果たすのです。
“何か”を引っ張りだすのです。
思っていること、願っていることなど、相手の人の中に留まっている気持ちを引き出して解放してくれるのです。
実はそこに人間関係がうまくいく秘密が隠されています。
人は最初は他人に対して「隠す」という行為や思いを抱きます。
見ず知らずの相手に自分自身をさらけ出すのは怖い…という気持ちを持つのは、当たり前かもしれません。
しかし、隠すことは防御であって攻撃でもあるのです。
よく「火花を散らす」という言葉で人と人との争いを表現します。
出逢ってすぐは、お互いを見えない火花ではかり合います。
といっても、対立関係にあるわけではありません。
ごくごく自然に、です。
そのとき、いい印象の言葉が、つまり優しさや思いやりが込められた言葉が相手に届くと、その火花は一瞬のうちに消えて、気持ちが一歩近づきます。
心の壁が取り除かれるのです。
一瞬の出来事です。
だから、第一印象は大切なのです。
優しさが込められた、ほんの一言二言で、一生付き合っていける人間関係が生まれることもあります。
悪い印象を与える言葉は、すべて反対の効果をもたらします。
悪い印象を与える言葉を投げかけられて、いい気持ちになる人はまずいないでしょうし、そのような人にまた会いたい、などとは決して思わないでしょう。
後味の悪さだけを残し、二度と会いたくないと思わせて、その場かぎりの関係に終わります。
言葉の力とは、思っている以上にとても力強いパワーを持っています。
ぜひあなたも人と話すときは、相手に対する優しさや思いやりを持って話してみてください。
相手はきっと、またあなたに会いたい、と思ってくれるはずです。
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