ここぞとばかりに自分を良く見せようと、見栄を張ってしまう人は多いのではないでしょうか。
特に男性はプライドを傷つけられたくないと、ついつい見栄を張ってしまう人が多いです。
もはや意識していなくても見栄を張ることが癖になってしまっている・・・・そんな癖をできれば直したい・・・そう思っている人も多いのかと思います。
見栄を張ることは、マイナスのイメージが強いですが、必ずしも悪いことなのでしょうか。
そしてなぜ人は見栄を張るのか?見ていきましょう。
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見栄を張ることは必ずしもマイナスではない?
「みえ」も、「みばえ」も、同じく「見栄」という漢字をあてます。
そう考えると、見栄をはるというのは、もう一枚、余計な服を着るようなこと…
つまり、そのときどきの状況に合わせて見栄えを考え、気持ちの服を着ることといえるのではないでしょうか。
ですから見栄は、まったく有害なものではないと思います。
ただ、見栄をはりすぎると苦労します。
見栄をはってつい言ってしまった一言に、あとから苦しむことはよくあります。
とんでもない散財をすることにもなりかねません。
自分を犠牲にすることのないよう、見栄をはるのもほどほどにしておきましょう。
けれど、自分自身がパリッとして気持ちよくなれるのなら、少々の見栄はいいと思います。
いえ、むしろ大切なものかもしれません。
それは、男の場合はダンディズムとなり、女性の場合はエレガンスとなることもあるからです。
そういう意味での見栄はどちらもとても素敵だと思います。
見栄という一枚の余計な服が、知識、教養としての服なのか、財産としての服なのか、交友関係をよくするための服なのか、人気を集めるための服なのかということは、人それぞれ、そのときどきによってさまざまでしょう。
たいそう見栄をはってしまったので、そのために努力した、というのならよいことです。
しかし、そのために夜逃げをした、というのでは目もあてられません。
また、見栄をはってしまうのは、それだけエネルギーがあり余っている証拠でもあります。
ダンディであろうとするため、エレガントであろうとするためのエネルギーだと思います。
そのエネルギーが、あなた自身を粋に演出したり、あなた自身のおしゃれを表現したりするのでしょう。
見栄を粋に上手に着こなして、あなたなりの生き方を表現してください。
ただし、後悔しないためには、ちょっと背伸びするくらいに留めておくことが大切です。
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