ベジタリアンは性格が温厚で、肉食の人は攻撃的という話を聞いたことがあります。
たしかに食べ物と性格はかかわりが大きいとは思いますが、そう単純に決めつけられるものではないと思います。
極地に住むイヌイットは野菜などの食べ物を摂取できにくい環境で、肉や魚を主食にしていますが、陽気でフレンドリーな性格だといいますし、ベジタリアンの欧米女性には日本人から見ればびっくりするほど好戦的な人もいるということです。
このことから「食べ物そのものより、食べ物に対してどのような考え方をしているか?」が、気質に直結していると考えた方がよさそうに思います。
たとえば、ファストフードやジャンクフードを好む人は、こだわりがなく、愛情や友情も淡泊で柔軟だと考えられています。
あっという間に親しくなるけれど、会わなくなっても寂しくはない…
また次の出会いがあればいいというタイプで、ちょっと物足りない気もしないではありませんが、友人としてはべったりしないラクな人だともいえるでしょう。
逆に健康食にこだわっている人は自己愛が強いタイプ…
自分を大切にしない人は好きになれないため、「あなたも自分を大切にするように」と、啓蒙(けいもう)しようとする傾向があります。
なかなか親切な存在ですが、自分が常に正しいと思っているふしもあり、周りの人からは煙たい存在と思われることもあります。
食通やグルメといわれる人は、好きな人にはとことん気を使うタイプでしょう。
けれども、「自分だけが気が利く」というような勘違いをしていることが多く、「そんな自分がいちばん好き」というナルシシスト的な特徴を持っていることもあるので、周りの人にとっては、ときにわずらわしい存在にもなります。
また、ラーメンばかり、回転寿司ばかりというように、特定のメニューばかり食べている人は研究熱心であり、物事に打ちこめる強さを持っていますが、思いこんだら一直線…
それゆえに、バランスのとれた人間関係を築くのは大変かもしれません。
とくに恋愛においては、双方の気持ちや状況が大きく違う場合もあり、波長が合わなくなると、一気に冷めてしまうこともあるでしょう。
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