春の楽しみである潮干狩り、2017年の最適な時期や潮干狩りの歴史をご紹介します。
潮干狩りが楽しめる一般的な時期は3月下旬〜5月上旬頃と言われておりますが、2017年の最適な時期はいつ頃でしょうか。
2018年潮干狩りに向いている時期
3月中旬から5月のゴールデンウィーク過ぎまでがベストシーズン
潮の干満の差
潮の干満には月の引力が大きく関わるが、同時に太陽も関係します。
新月や満月では、太陽・月・地球が一直線に並ぶ為に二つの引力が重なり、潮の干満差が一番大きい大潮となります。
潮の干満はだいたい旧暦の日付と一致します。
潮干狩りには「潮見表(しおみひょう)」で確認してから出かけましょう。
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2018年潮干狩りのベストシーズンはいつ?潮干狩りの最適な時期と歴史
現在では、潮干狩りは春の行楽になっていますが、海辺に出て遊ぶ磯遊びにその起源があります。
磯遊びは、雛祭りのときに水辺で行う祓えの行事に通じるものとも考えられています。
静岡県の伊豆地方では、磯遊びで採ってきた貝類を雛人形に供えるといわれています。
沖縄県には、旧暦(太陰太陽暦)3月3日に浜辺に下りて、季節の巡りを祝って潮で体を浄める「浜下り」という風習が残っています。
本来の浜下りは女性の祭りで、厄除けの意味があったといわれます。
潮干狩りは、一般的には3月中旬から5月上旬ころ、特にゴールデンウィーク(大型連休)のころが最適でしょう。
この時期に潮干狩りをするのは、旧暦3月3日(平成26年・2014年は4月2日)が春の大潮の時期で、一年のうちでもっとも潮の干満の差が大きいからです。
冬中は砂の奥に潜っていた蛤が、水がぬるむと表へ出てきます。
また、浅蜊(あさり)がいちばんおいしいのは4月といいます。
関東地方では、早くも3月中旬の週末には、富津(ふっつ)海岸(千葉県富津市)、走水(はしり)海岸(神奈川県横須賀市)などでは、潮が引いた遠浅の浜辺で、潮干狩りを楽しむファミリーの姿が見受けられます。
ぜひ家族やカップルで出かけてみてくださいね!
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