公共の場や職場などで驚くくらいのボリュームで話している人…
また電話の相手と大声で話している人を見かけたことはありませんか?
この人、なんでこんなに大きな声で話すんだろう…
周りの人に話の内容が筒抜(つつぬ)けだし…
何よりみんなに迷惑…
そんな風に思ったことが一度や二度はあるのではないでしょうか。
では、当の本人である大声で話す人…
この人たちの性格や心理って一体どのようなものなのでしょうか?
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大声で話す人の性格や心理って一体…
電話は仕事に欠かせない道具ですが、その使い方は人それぞれです。
出社したら最初に顧客など、その日に連絡しなくてはいけない相手に電話をかける人はまじめで几帳面ではあるけれど、この行動の裏には、相手の都合より自分が正しく連絡することを最優先する心が見え隠れしています。
また、用件だけ話す人もいれば、ムダ話ばかりする人もいます。
前者は仕事とプライベートを分けるタイプの合理主義者で、後者は割り切るのが苦手なタイプといえるでしょう。
常識のある人なら、「今日は暑いですねぇ」くらいの会話をして、すぐに用件へと進むのでしょうが、なかなか用件に進まずにムダ話が長い人もいます。
そして、電話の声の大きさも人それぞれ…
ささやくようにしゃべる人がいるかと思うと、隣の部署まで聞こえるほどの大声で話す人もいます。
小さな声で話す人は、相手とふたりだけの時間を大切に考えている人でしょう。
周囲にいる人や雑音を気にせず会話に集中していると考えていいでしょう。
もちろん他人に聞かれたくない場合もあるでしょうが…
一方、大声で話をする人は、常に自分の存在を周りの人に認めさせたいという願望があります。
もっと深読みすれば、自分が周りの人にどのように思われているかが不安で、声の大きさによって存在をアピールしているのです。
それも、電話の相手にではなく、同じ職場の人に自らの存在を誇示しているのです。
ですから、そういうときの会話ほど、最新情報や専門用語が多いものです。
それは、「まだ誰も知らないことを自分は知っている」ということを職場の人にアナウンスしているのです。
また大口を開けて「ワッハッハ」とバカ笑いする人がいますよね。
職場では課長、家庭ではお父さん、学校では先生などに多いでしょうか。
あまり面白くないジョークを飛ばして、自分が真っ先にバカ笑いをし、周りから呆れられたりする憎めないタイプです。
その姿から豪快であまり周りのことは気にしていないように見られがちですが、その心理は意外にも相手の気持ちが気になって仕方がない気配りタイプだったりするのです。
つまり、その人は無意識のうちに、バカ笑いで周りを盛り上げようとしているのです。
重苦しい空気は苦手で耐えられないので、時と場所を考えずについバカ笑いで場を盛り上げようとしてしまいます。
そのため本人の心理とは裏腹に、「空気が読めない人」と軽く見られてしまいやすいのです。
でも、それは意外にもサービス精神のなせる業…だったのです。
ちなみに、目立ちたがり屋な人というのは、とても積極的な性格の人に見られがちですが、決して自信家ではなく、常に心の中に不安を持っている人です。
自分が軽んじられたり無視されたりするのを恐れるあまり、なにかと目立つ言動をするのです。
飲食店や電車内などの公の場で大声を出している人も、基本的に同じだと考えて間違いないでしょう。
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