若い女性などに多いですが、雑誌に載っている細いモデルみたいになりたいと、友達同士で極端なダイエットをしたりする人は多いですよね。
もしかしたら経験したことがある….という方もいるかもしれません。
無理をしないダイエットならいいのですが、無理なダイエットだと摂食障害に陥る人は少なくありません。
また同じようにダイエットをしても、摂食障害に陥りやすいタイプと陥りにくいタイプがいます。
では陥りやすいタイプとはどのようなタイプなのでしょうか。
Sponsored Links
摂食障害になる性格の特徴は「真面目なタイプ」?
軽い気持ちで始めたダイエットから、拒食症や過食症などの摂食障害に陥る女性は多いようです。
拒食症は神経性無食欲といい、食欲がまったく湧かず食べなくなります。
痩せて体力も落ち、そのうち生理が止まったり、病気になったりします。
過食症は神経性大食症といい、手当たり次第に過食をした後、太らないようにと下剤を使ったり嘔吐したりを繰り返します。
こちらもどんどん痩せていき、生理も止まってしまいます。
まったく反対の行為のように見えますが、どちらも「痩せたい」という気持ちから始まります。
拒食症から過食症に変わったり、その逆になったり、また両方を交互に繰り返すこともあります。
「私は食べるけど、吐いたりはしないから問題ないわ」と思っている人も要注意です。
むちゃ食い障害という障害もあります。
これは、常識以上の大量の食べ物を速いスピードで食べても、下剤使用や嘔吐は行わず、肥満になっていく摂食障害の一種です。
もちろん、痩せたい人やダイエットをする人が、みな摂食障害になるわけではありません。
では、どんな人がなりやすいかというと、真面目で素直な優等生、つまり「よい子」として育った若い女性に多いのが特徴です。
そして幼少期より母親との関係に何らかの問題があったという生育歴を持っています。
母親からの過剰な期待に応えてきた完璧主義の人が、ダイエットも一生懸命にやるうちに歯止めがきかなくなってくるのです。
母親に甘えられず、辛い幼少期を過ごしたことからくる不安定な心理状態や、自分の体をコントロールしたいという願望が背景にあると考えられています。
この記事へのコメントはありません。