「アポフィライト」は魚の目のように、白くぼんやりとした光を放つ石…
薄いグリーンを帯びた結晶もあり、日本名は「魚眼石(ぎょがんせき)」です。
魚眼レンズのように広角レンズとして働き、視野を広げて、客観性をもたらしてくれます。
迷いや不安を取り払い、自分の進むべき道を照らし出すこの石は、産出国のインドでは古くから、精神修行や儀式の際に利用されてきました。
「アポフィライト」という名称は、ギリシャ語のアポ(離れる)と、フィロン(葉)に由来しています。
まるで枯れ葉が枝から離れるように、不要になった思考パターンやこだわりを手放すように促すのです。
私たちは日常生活の中で、考え方や行動などについてある程度、決まりきったパターンに従って生きています。
それに従ってさえいれば安心ですし、何かトラブルが起きても対処しやすくて便利です。
しかし同時に、過去に受けた傷や不安、そして恐れなども繰り返すことが多いものです。
この石(パワーストーン)は、固定観念にとらわれていた心を解き放ち、新しい生き方に踏み出す勇気を与えてくれます。
仕事などで行き詰まりを感じたときや、過去のやり方を手放して発想の転換をはかりたいときに用いれば、次のステップへの先導役になってくれるでしょう。
直感力を強化したいときには、常に持ち歩いていると効果的です。
想像力や企画力を得たいときは、第三の眼に当てたり、デスクの上など目につく場所に置くといいでしょう。
ベッドサイドに置いて眠ると、頭や目の疲れがやわらぐといわれています。
浄化の際は、湧き水に浸けるのがベストですが、セージや針葉樹、またはお香でいぶしても効果があります。
リスタル·クラスターの上に載せると、石のパワーを充電できます。
直射日光は避けてください。
軟らかい結晶ですから、持ち歩くときは布の袋に入れましょう。
この石(パワーストーン)を用いるときは、ベルガモットとローズマリーを室内香として用いると、ブルーな気分を吹き飛ばし、気力を高める効果があります。
また、新しい計画に取りかかるときは、朝のバスタイムにペパーミントを数滴落として入浴すると、やる気が増すことでしょう。
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