おそらくこの世に名前がない人はいないでしょう。
誰しもが当たり前に持っている名前…
そんな運命を共にする名前ですが、そもそも名前というものには何か意味があるのでしょうか。
ここでは名前がなぜ存在するのかを、改めて考えてみたいと思います。
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名前にはそれぞれの使命や目的があった?!
名前の存在について考えたことがある、という人も、当たり前すぎてあまり考えたことがない…という人もいるでしょう。
そもそも、「天はなぜ、名前というものを人間に与えたのでしょう?」
あなたはこの問いに対してどのように思うでしょうか。
名前は魂にリンクしています。
正確にいうと、名前は、降りてきた魂と、DNAを通じて先祖からもたらされた魂ゆらとが合体したときに、初めて生まれるものでした。
「名前は、魂が入る壺の表面に滲み出た染みのようなもの」、あるいは、「名前、それは”魂の暗号”なのだ」とも言えます。
名前とは「それを旗印に生きよ!」という天の声であって、種族保存本能の強い促しでもあるように思います。
名前を呼ぶということは、それを確認させるところに大きな意味があるのです。
すなわち、この世でのわれわれの使命、果たそうとする目的を忘れることのないよう、天は名前の中に、それをセットしたのではないでしょうか。
その名前の中に仕組まれた目的や指針は、3歳、4歳と大きくなるにつれて発現しはじめ、大人になって世の中と向き合う頃には、すっかり魂の性格になっているのではと思うのです。
名前に目的と指針あり____その魂の性格によって名前が決まり、またその名前が魂を誘導して、その人の人生と運命が決まる。
だいたい、こんなふうにできているのではないでしょうか。
だから、最初に戻って考えますと、「天は何ゆえ、名前というものを人間に与えたのか?」という質問、その答えは次のようになります。
「人間が、自分の持っている魂を忘れないため」
つまり、名前を持っているために、人は「魂が自分の中にある」ことを特別に自覚しないでも、自分なりの人生と運命を、それぞれ選び取っていけるのだと思うのです。
それがまさに名前が存在する意味の一つとなるのではないでしょうか。
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