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毎月24日は「お地蔵さま」こと地蔵菩薩の縁日です。
特に2017年1月24日は「初地蔵」ともなり、1年の初めの地蔵菩薩の縁日です。
そこで2017年東京で初地蔵に行くなら、「巣鴨とげぬき地蔵尊大祭」ということで、ご紹介したいと思います。
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2017年巣鴨とげぬき地蔵尊大祭の概要
場所:高岩寺(とげぬき地蔵尊)
日時:2017年1月24日(大法要:10:30~、14:30~)
TEL:03-3917-8221
場所:東京都豊島区巣鴨3-35-2
アクセス:
JR山手線「巣鴨駅」正面口 徒歩約5分
都営地下鉄「三田線」A3出口 徒歩約2分
備考:本堂にて大般若経の転読の大法要が行われます
巣鴨とげぬき地蔵尊大祭の大法要
高岩寺(とげぬき地蔵尊)では年3回、1月、5月、9月の24日に「大祭」の大法要・特別祈祷が、1日に2回(10:30~、14:30~)営まれます。
大法要では数十名の僧侶が、皆さんの病気平癒・商売繁盛・心願成就などを祈念され、大勢の方が経文の風を受け、僧侶の衣に触ろうと手を伸ばします。
ちなみに約1カ月前から当日まで祈祷申込は受付います。
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巣鴨とげぬき地蔵尊の由来
巣鴨とげぬき地蔵尊の由来は江戸時代にさかのぼります。
当時、武士の田付又四郎という人物がおり、その妻は病の床に伏していました。
しかしある晩、又四郎の夢枕には地蔵菩薩がお立ちになり、お告げを言い渡されます。
そのお告げとは地蔵の姿を描いた紙を1万枚、川に流せというものでした。
又四郎がお告げに従い実行すると、妻の病が回復した…というお話があるのです。
今では寺社の「御影(神仏の肖像画や絵)」の始まりだとも言われ、その後、毛利家の女中が針を誤って飲んでしまった際に、この「御影」を飲み込むと針を吐き出すことができ、吐き出した「御影」に針が刺さっていたという伝説から、「とげぬき地蔵」と崇められるようになったのです。
現在では心のトゲ…
つまり心の罪(トガ)まで抜いてくれるとされ、「御影」は縦4センチ、横1.5センチの和紙の中央に、高さ2.3センチの尊像が描かれています。
これをのどに魚の骨がささった時や、痛いところに貼ると治ると言われているのです。
さて1月24日の「巣鴨とげぬき地蔵尊大祭」では、参詣路には200もの露店が並び、また商店街も特別サービスを実施しています。
この日だけでも数万人の参詣客が訪れるとのことで、下町の雰囲気を感じるのも良い機会だと思います。
ご都合のつく方は行ってみられては如何でしょうか。
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