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会社には様々な「上司」がいます。
責任感が強く、何か問題が発生した時にはとても頼れるなどの部下から慕われる「上司」。
責任感がない、口がうるさいなどの部下から嫌われてしまう「上司」。
まさに様々な上司がいますが、その上司の「指示の出し方」に注目すると、その人の性格がわかると言うのです。
そこで今回は、上司の「指示の出し方」でわかるその人の性格についてご紹介しましょう。
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上司の器は指示の出し方で一目瞭然!?
「社内営業」というと日本ではあまりいい顔をされません。
要するに上司の覚えが良くなるようにご機嫌をとったり、物事が自分に有利に運ぶように根回ししたりすることを言いますが、陰でそんなことをするくらいなら正々堂々当たって砕ける、というのが王道とされているようです。
そうはいっても、組織には困った上司が少なからず存在しますし、上司の言うことは絶対、という環境も少なくありません。
これでは、部下としては仕事がしにくいもの…
そんな状況で仕事を円滑に進めるためには、上司の個性や癖をつかんで上手にそつなく対応することも、必要になってきます。
ここでは、部下への指示の出し方によって、上司の性格を読み取る方法を紹介してみましょう。
部下を呼びつける上司
自分の席や自分がいる場所に呼びつけて指示を出す上司は、自分に権力があることを誇示したいタイプです。
権威主義で下には強いのですが上には弱く、内心は仕事にそれこよほど自信がありません。
部下の席まで来る上司
自分の立場や仕事に自信を持っています。
上下関係にこだわりがなく、上の人間と衝突しても自分のやり方を通そうとしたり、やる気のある部下を重用したりしますが、仕事には厳しく、手を抜くことは許しません。
大声で指示を出す上司
大声を出すのは、自分の権威を部下だけでなく周りにもわかるように主張するため。
部下を呼びつける上司と形は違いますが、これも権威主義の表われです。
指示の根拠が弱かったり、うまくいきそうにないことでも、「上司の俺の言うことを聞け」と大きな声で押し切ろうとする単純思考も目につきます。
こそこそと指示を出す上司
会社での人間関係を気にしています。
自分の指示が同じ立場の人間に知られたり、そこから仕事の状態が知れ渡るのを嫌います。
これは上だけでなく、下も含めて周囲の評価がとても気になるから。
仕事の出来よりスムーズな進行を重視します。
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失敗したとき誰を責めるかで、本性を見抜け
失敗をしたときにも、人の性格がわかります。
失敗への対処法には経験の差も出るので、その分は差し引いて考えましょう。
鍵となるのは、自分を責めるかどうかです。
失敗したときに自分を責める人は性格分類でいうと「内的統制型」に分類され、成功するかどうかは自分の能力や努力次第と考える傾向があります。
このような人はもの静かで、社内では落ち着いた人間関係を作ることができます。
ただし、上昇志向は強く、着実に地歩を築きたがり、失敗から強い失望感を持つこともあります。
「タイミングが悪かった」、「景気が悪いからうまくいかなかった」などと、自分以外に原因を求める人は、性格分類でいうと「外的統制型」。
成功するか否かは、自分ではどうにもできない要素で決まると考えています。
このタイプは活発で話し好き。
「外的統制型」には、「仕事は給料に見合う程度に」と出世に意欲を見せず、マイペースを貫く人が多いのも特徴です。
あなたの上司の「指示の出し方」にぜひ注目してみてください。
もしかしたらこれらのタイプに当てはまるかもしれません。
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