長く働いていると、仕事ってどうしてもマンネリ化してしまいますよね。
それは相当なやる気の持ち主でない限りは、ほぼ誰しもが感じている事だと思います。
仕方のないことではありますが、それでもやはりこのまま止まらず、また気持ちを新たに成長していきたい、と思っているあなた!
その気持ちさえしっかり持っていれば、いくらでも方法はあります!
心理学の視点から、その方法を一緒に見ていきましょう。
そしていつもフレッシュな気持ちで物事に取り組めば、必ず努力はあなたの味方になってくれるはずです!
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仕事のマンネリ化を打開する為にすべき2つの方法
「社会人一年生のときの心境はどうだった?」と聞かれて、パッと思い出すことができるでしょうか。
仕事への期待、また自分への期待や自信、学習意欲、夢…..。
たいていの人は、こうしたフレッシュで前向きな意欲に燃えていたはずです。
しかし、そんな清新な気持ちも2年目3年目になると、次第に薄れていってしまうものです。
仕事に慣れてうまくこなせるようになると同時に緊張感が薄れていき、がむしゃらに仕事を覚えよう、成果をあげようとしていたどん欲さはどこへやら。
そして「こんなもんでいいや」「これ以上、手をかける必要もないだろう」といったレベルで満足します。
これが、いわゆる仕事のマンネリ化です。
社会人になって最初に感じた新鮮味は、学生のときとは違った世界に飛び込み、未知の対象に触れることから生まれています。
したがって、ある程度の期間同じ作業を続けていれば、その気持ちは薄れてしまって当然です。
「初めて就職したときの高揚感」や「今の部署に初めて配属されたときの緊張感」を取り戻すのはほぼ不可能だし、仮に取り戻せたとしてもその気持ちは長続きしません。
また、仕事のマンネリ化がいきすぎて、「同じことをただくり返していれば、無理しなくても給料はもらえる」といった心理状態になったら、末期症状といって良いです。
これは独創性を発揮できなくなる心理状態。
新しい発想を生み出すことができないばかりか、仕事の意義さえも見出せなくなります。
同じような刺激が続くと物足りなさを感じる現象のことを、心理学用語で「耐性現象」といいます。
この耐性現象をなくすには、①刺激を強くする、②刺激の質を変える、という2つの方法があります。
たとえば、①は、同じ仕事をこれまでの3分の2の時間でやってみるといった方法、②は、新人を入れる、仕事のチームを改変してみるといった方法です。
会社が新入社員を採用するのは、即戦力にならなくても会社全体に②の効果が表れるのを期待していることが大きな理由の一つです。
できる人でも定型化した仕事、あまり頭を使わなくてもいい仕事に対して、耐性現象は現れます。
しかし、耐性現象が現れる頻度を少なくするように、刺激を強くしたり質を変えたりすることを日常的にやっているのです。
刺激を受けて、身体的・心理的に適度の緊張と興奮のあるとき、人間は快適さを感じます。
たとえ、気が重い仕事であっても、少しでも快適さを感じれば、新鮮な気持ちで取り組めます。
できる人はそんな工夫をしているのです。
できない人から、できる人へ変身!
いつも同じ仕事のくり返しで新鮮味がないのであれば、何か新しい要素を自分でつけ加えたり、仕事のやり方に変化を加えたりしてみます。
こういった目先の変化で、これまで失っていた新鮮味を体感しましょう。このとき、有効な方法が目標とライバルの設定です。
この目標やライバルの対象は上司や同僚に限らず、過去の自分自身でもいいのです。
たとえば、毎日数字が羅列された書類を眺めて、それをパソコンに打ち込むだけの単純な仕事に飽きたという場合、今まで漫然とマニュアルにしたがって打ち込んでいたやり方を、自分なりに少し改良してみましょう。
旧来のやり方では15分かかっていた仕事を、新たに編み出した自分のやり方なら何分でできるでしょうか。
今日のやり方と昨日までのやり方とでは、どちらがより速く、効率的に進めることができるでしょうか。
このように過去の自分を相手に競争してみるのです。もしその試みがうまくいけば、従来のものよりも優れたマニュアルが、あなたの手によって生まれることになります。
つまり、あなたのとった行動は、モチベーションの維持や新鮮味を取り戻すだけではなく、仕事をさらに前進させるための非常にポジティブな発想だったということです。
これだけで、脱マンネリもでき、仕事の質も向上します。
まさに一石二鳥の方法なのです。
マンネリ化を防ぎ、失った新鮮味を取り戻す方法
●目標とライバルを設定して刺激を強めたり刺激の質を変えたりしてみましょう。
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