男性と女性の恋愛に関する心理は大きく違います。
それは様々なことに及びますが、例えば恋愛をすると男性より女性の方が、いつも一緒に居たがる傾向にある人が多いです。
女性はせめて休みの日くらいは、一緒にご飯を食べにいったり、買い物をしたして一緒に過ごしたい、と思っていることに対して、男性は比較的、休みくらいは自分一人の自由な時間が欲しいと思っていたりします。
女性側からすると、寂しいし、彼が何を考えているかわからない・・・・と思ってしまっても仕方ありません。
そこで今回はそんな女性の気持ちを解消するべく、なぜ男性はいつも女性と一緒にいたがらないのか?について見ていきましょう。
なぜ男性はいつも女性と一緒にいたがらないのか?
彼といつも一緒にいたい…
けれども彼は一緒にいてくれない…
そんな女性の声を聞くことがあります。
なぜ男性はいつも一緒にいたがらないのでしょうか?
その点を探ってみましょう。
男性が今より自立していた…
ほんの数十年前かには、こんな質問もリアリティがありました。
しかし現在では、いつも一緒にいたがらないのはむしろ女性の方かもしれません。
好きな人と片時も離れたくない…
と思っているのは実は男性のような気がします。
それはさておき、男性が好きな女性といつも一緒にいたがらないのは、愛する人と二人だけで過ごす時間がすべてではないからです。
愛する人と一緒にいる時間は「内」のことで、社会との時間が「外」…
どうしてもその二つの「時間の存在」を考えているのです。
愛する人と二人だけでレストランで食事をしていても、それは「内」になります。
女性と二人だけで過ごしていて新聞を読んだりテレビのニュースを見たりしていても、それは「外」にならないのです。
極端な言い方ですが、愛する女性と一緒の時間は「外」でのさまざまな感情をまったく失っている状態です。
闘争心も協力心も協調性も、何もかもすっかり失っています。
つまり、社会との接点がないということです。
ですから、ずつと一緒にいても、すぐに「外」に向かっていかなければいけない…
と思ってしまうのです。
自分自身に脅迫をかけているような状態です。
今すぐに「外に向かわなければ駄目だ!」と、外との接点を持っていないと、何か取り残されてしまいそうな不安さえ感じてしまいます。
好きな女性と一緒にいたいのはもちろんですが、それだけに没頭していられないのです。
ふとした折に、仕事や仲間のことを思い出してしまうのです。
「アイツ今得意先の人を接待しているんだろうな」などと…
男だけで飲んでいる連中のことを思い、「外」の外圧を思い出します。
彼女がいない男だけの飲み会を妙に羨ましく感じたりするのです。
彼女といる時間がつまらないわけでも、窮屈なわけでもありません…
ただ、「外」に対する意識が強いだけです。
最近は男性より女性の方が、こんな思いをしているのではないでしょうか?…
弱くなった、強くなったと男女のことがいわれます。
そうではなく、帰る場所を見失っていた男が「内」を思い出したということではないでしょうか。
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