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あなたの周りにも男性・女性問わずに「腕を組む人」はいませんか?
誰かの話をしているときや、考え事をするときなど…
ひょっとすると、あなた自身が「腕を組む人」なのかもしれませんね。
では、この「腕を組む人」…
男性も女性も同じように「腕を組む人」はいますが、そういった人の心理状態とはどういったものなのでしょうか?
過去に腕や足を組む人の心理状態をどこかで聞いた事がある!という方もいるかもしれません。
そんな方も今回、改めて腕組みする人の心理状態を一緒に見てみませんか?
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腕組みする男性は強い人?それとも女性の自己防衛?
最近は女性も腕組みをしますが、基本的に腕組みは「強い男」を表現するポーズの一つです。
K-1選手やプロレスラーの紹介写真は、にらみ顔をし、胸のあたりで両肘をはるようにして腕組みをしたポーズがほとんど…
これは相手を威圧しているのです。
時に、プロレスラーのように腕組みをしている人を見かけます。
つまり自分の強さ、地位の高さをアピールしているのです。
こういう人物は想像に違わず、尊大で権威主義的な性格の持ち主でしょう。
さらに上半身をそらし、あごをあなたに向けていれば、完全にあなたを見下しています。
ただ腕組みした人すべてが強さをアピールしているわけではありません。
威圧的な腕組みは、高い位置で腕を浅く組み、胸をはる動作を伴っているのが特徴ですが、低い位置で体にからめるように深く腕を組む人もいます。
これは自己親密行動の一つなのです。
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「自己親密行動」における2パターン腕組み
「自己親密行動」の腕組みには、2パターンあります。
一つは腕の組み方が深く、背中を丸くするような腕組み…
自分の体を抱きしめているように見えるこの腕組みは、寒さに耐えようとするときにも自然に出るポーズ。
つまり、心理的な寒さに耐えようとしていると見ることができます。
心理的な寒さとは、不安や緊張、悲しみを感じたり、傷心していたりして、それに耐えていることを表わします。
つらい心の状態を少しでも緩和させようと、自分自身を抱くという自己親密行動をとるのです。
会話の相手がこの姿勢をとったら、緊張したり、不安を感じたりしているのかもしれません。
こんな場合はあなた自身が笑顔を見せたり、手を開くなどのしぐさを見せたりして相手を受け入れる姿勢をとりましょう。
相手が腕組みをほどいたら、あなたに心を開いた証拠…
胸や腹を相手に見せるのは、まさに「胸襟を開き」「腹を割った」状態なのです。
もう一つは「自己防衛的」な腕組みです。
組んだ腕の肘の先を相手に向かって突き出していたら、間違いなくこちら…
これは自分の心臓を両腕で隠し、保護しようとする仕草で、自分を守り、相手を締め出そうとする心の表われととれます。
腕組みをほどき、胸や腹を見せるのは心を開いた証拠ですが、心理実験でも、嫌いな相手に相対したときは腕組みをし、好意を持つ相手に対しては腕組みをしないという結果が出ています。
会話中に相手が肘の先を突き出すような腕組みを見せたら、「あなたの意見には賛成できない」という拒否のサインです。
話を打ち切るか、アプローチの方法を変えましょう。
あまり親しくない人がこういう腕組みをしたら、残念ながらあなたのことを好意的に思っていません。
特に女性は、こうした仕草をする傾向が見られます。
腕組みの多い人は基本的に警戒心が強く、簡単には心を開きません。
心を通わせたい相手であれば、腕組みが表わす心理についても念頭に置いて、アプローチの仕方やつき合い方を工夫することが大事です。
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