あなたは自分のことが好きですか?と尋ねられたらなんて答えますか?
自分のことは大好きです、と答えられる人もいると思いますが、何か人にいい事をした瞬間や、何かを達成した瞬間は好きになるが、自信を持って自分のことを好きとはいえない。
むしろなかなか好きになれない・・・・という方も多くいるのではないでしょうか。
では、好きな自分と嫌いな自分があるのではなぜでしょうか。
また、自分のことを嫌い!と思ったらどうすれば良いのでしょうか。
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自分を好きになれない場合はどうしたらいいの?
人はいくつもの「鏡」を持っています。
朝、顔を洗い、歯を磨くときに鏡を見ながら、今日の自分は輝いているとか、くすんでいるとか思うことはありませんか。
それと同じように、人は自分の気持ちを映す「鏡」を持っているのです。
その鏡には、友だちや先輩だったり、会社や学校だったり、もっと身近なものでは部屋の家具や台所の調理道具だったりと、ありとあらゆるものが映るのです。
あなたの気持ちの鏡にそれらが映ったとき、つまり見えたときに、あなた自身の中で自分が好きだとか嫌いだとかという感情が生まれるのです。
とくに、あなたの気持ちが不安定な時期、たとえば、兄弟喧嘩をしたときや、友だちと争ったときには、ちょっとした出来事が大きくのしかかってくるでしょう。
ただし、不安定といっても、悪いときばかりではありません。
何かを始めようとする旅立ちのときや、恋愛をしているときも含まれます。
ところで、部屋をきれいに掃除して窓辺で大きく深呼吸をした瞬間、そんなときの自分を突然「好き」だと意識したことはありませんか。
気持ちの鏡に新鮮な自分が映ったのです。
その新鮮な自分と、ほんの少し前のあなたが対話をしたのです。
やっぱり私っていいな、と思う、自分を好きになる瞬間です。
人はそんなふうに自分を好きになったり嫌いになったりをくり返しながら、新しい自分をつくっていくのです。
だから、一時的に自分を嫌いになっても本当は嘆く必要はないはずです。
でも人間というものは、自分を嫌いになるとき、絶望の淵に沈むような気になるのでしょうね。
もし、自分を嫌いになったら、もう開き直るのです。
開き直って、煮ようが焼こうが好きなようにしてくれ! と覚悟を決めるのです。
すると、すぐそこに何か新しいあなたが近づいてきているはずです。
多少は思い悩んだりもするでしょうが、気を取り直して前を向いて歩いていきましょう。
好きな自分になったり嫌いな自分になったりするのは、人生における新陳代謝のようなものなのですから。
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