「あなたはA型だから、この仕事が向いていますね」…
と言われたら、さすがにびっくりしますよね?
ただ一方で、確かにA型は真面目なイメージがあるから、コツコツやっていく仕事の方がいいのかも…
と考える人も少なくないでしょう。
果たして血液型と仕事の相性は、何か関係するのでしょうか?
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血液型と仕事の相性は関係するだろうか?
日本ではなく…韓国のある大学では、どんな血液型がどんな職種に向いているかを研究し、就職活動に役立てているそうです。
血液型によって思考パターンが違うことを考えれば、確かに向いている職種とそうでない職種を振り分けることはできるかもしれません。
でも、「あなたはA型だから、経理がいいでしょう。」、「あなたはAB型だから、芸術家になりなさい。」などという適性の見方が、本当に正しいでしょうか?…
実際に、どんな会社の経理でもA型しかいないということはありませんし、芸術家は全員AB型かといったら、そんなこともありません。
O型の芸術家もいれば、B型の公認会計士だっています。
なぜかといえば、モノの考え方、つまり思考パターンと、その人が生まれながらに持っている能力とはまったく別のものだからです。
生まれつき優れた音感を持っている人は、血液型に関係なく、音楽の道に進みたいと考えるでしょう。
機械をいじるのが大好きな人は、整備の仕事についたり、能力が高ければ開発チームに入って研究者として成功するかもしれません。
このような能力は、血液型とはほとんど関係がないのです。
また1つの職種でも、実際に行なう仕事は様々です。
たとえば、一般のサラリーマンの仕事について考えてみてください。
地道にデータを集めるならA型が向いているかもしれませんが、それをまとめて書類を作成するならB型やAB型が得意でしょう。
仕事を進めるために指導するならO型が適役です。
他にも、芸術家にはB型が向いているといいますが、駆け出しのデザイナーなどは、自分の作品を売り込みにまわらなくてはなりません。
お金の管理や日程調整、細かい雑用もすべて自分で片付ける必要があります。
こうして考えると1つのことに夢中になると周りが見えなくなるようなB型は、むしろ向いていないといえるのです。
では、職種と血液型はまったく関係ないのでしょうか?…
実はここが面白いところで、関係がないとはいえないことを示すデータがあります。
たとえば政治家…
吉田茂から小泉純一郎まで、戦後日本の歴代首相二三名の中で12名がO型です。
日本人にもっとも多いはずのA型は、半分の6名だけです。
また、あるテレビ局の現役アナウンサーの血液型を調べたところ、三割近くがAB型でした。
日本人の血液型の比率では、AB型は二割にも満たない少数派…
つまり、アナウンサーにはAB型が多い事実が見てとれるのです。
さらに、メジャーで活躍した日本野球選手のイチロー選手、野茂英雄選手、新庄剛志選手、石井一久選手、上原浩治選手などもB型だったりするのです。
ただし、これはあくまでも本人に高い能力があってのこと…
アナウンサーにしても、政治家にしても、誰にでもなれる職種ではありません。
「なりたい」という強い意志と、難関を突破できるだけの能力、そして運も必要です。
ですから、これから紹介する「職種」に関しては、これが向いていてこれは向いていないというよりも、「こんな仕事についたら、きっと楽しんで仕事を続けられますよ」という目安なのだと考えてください。
もし、あなたが自分の仕事に自信が持てないでいるのなら「こんな仕事が意外にもあなたにあっているかもしれませんよ」というアドバイスだと思ってください。
自分でも気づかなかった血液型の持つ力が あなたにぴったりの仕事と結びつけてくれるかもしれません。
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