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2018年度版「火振りかまくら」の歴史や由来

仙北市指定無形民俗文化財「火振りかまくら(ひぶりかまくら)」…
秋田県仙北市角館地域に伝わる伝統行事です。

今回は2018年「火振りかまくら(ひぶりかまくら)」の日程、また歴史や由来をご紹介します。

祭事名:火振りかまくら
開催場所:秋田県仙北市角館町(桜並木駐車場)
開催日時:2018年2月13日(火)~14日(水)
開催時間:
17:00・・・オープニング、祈願祭・炭俵等お祓い 、ミニかまくら(会場内)、雪灯籠(武家屋敷)、光の回廊(会場前歩道)点火、露店開店
17:30・・・火振りかまくら開始
18:30頃・・・お焚上げ
19:00頃・・・天筆焼き・火振りかまくら
20:00頃・・・冬花火打ち上げ
主催:
角館町観光協会(0187-54-2700)
仙北市観光課(0187-43-3352)
アクセス:JR角館駅下車、徒歩20分



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火振りかまくらの歴史や由来


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厳しい北国の冬を吹き飛ばす…
豪快な火の祭り「火振りかまくら」は、火をつけた炭俵を振り回し、田んぼの厄を祓(はら)うとともに、無病息災や家内安全を祈る角館の伝統行事です。

「火振りかまくら」はは旧暦の小正月行事として行なわれ、400年の歴史を持つといいます。
祭りは、雪でつくったかまどに、火をくべることから始められ、高さ5メートルの長木にわらを巻きつけた「天筆(てんぴつ)」に点火します。

これには、天まで願いを届けるという意味があり、さらにしめ縄などの正月飾りを燃やして、一年の無事を祈るのです。
そして、いよいよメインとなる火振りが開始されるのですが、この一連の流れを「火振りかまくら」と呼びます。
「かまくら」とは、多く人が思い浮かべるであろう雪室のこなく、秋田県南部では小正月行事を総称して使われる言葉なのです。

火振りは1~2メートルほどの縄に炭俵をつけ、その俵に火をともし、身体の周りをダイナミックに振り回します。
すると炎はまるで輪のように身体の周囲を覆い、闇夜に無数の火の輪が浮かぶ、幻想的な空間を生み出すのです。

なお、外から見ていても十分に見ごたえのあるお祭りですが、実際に振り回してみなければその本当の迫力はわからないもの…
行事には、誰でも参加することができるので、火を恐れない剛の者は、祭りの真髄を知るために、一振りしてみてはいかがでしょうか。
初心者には、スタッフが丁寧に説明してくれますし、服を焦がさないように、綿でできた法被を貸し出してくれます。

ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。



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