目次
鹿児島県は霧島市、霧島田口にある神社…
霧島神宮(きりしまじんぐう)をご存知でしょうか。
創建は6世紀と言われ、年間約100もの祭儀が行われている鹿児島県のパワースポットです。
ここでは、そんなパワースポット「霧島神宮」の属性や効果に関してご紹介したいと思います。
Sponsored Links
パワースポット「霧島神宮」とは?
宮崎県と鹿児島県の県境あたりの高千穂峰に、天照大神(アマテラスオオミカミ)の命を受けた瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が、降り立ったと伝えられる「天孫降臨」伝説です。
神の国・高天原(たかまがはら)から、この神が地上に降り立ったことが物語のはじまりとなり、やがて地上を支配していた大国主命(オオクニヌシノミコト)から、神の直系たちが日本国を譲り受けて統治する「国譲り」の話へとつながります。
伝説の山・高千穂峰はその稜線(りょうせん)のなんと美しいこと…
南国にありながら、冬には雪化粧することもあるという山頂には、今も瓊瓊杵尊が降臨した際に突き立てたという天の逆鉾のモニュメントが置かれ、神代の伝説を偲ばせます。
霧島神宮はこの霊峰を背に、天孫降臨伝説の主役、瓊瓊杵尊を御祭神として建立された神社です。
現在の社殿は、1715年に薩摩藩主・島津吉貴が建立したもので、豪華な彫刻があしらわれた本殿や勅使殿(ちょくしでん) などは国の重要文化財に指定されている素晴らしいものです。
高千穂の裾野に広がる懐豊かな森と鮮やかな彫刻が施された社殿が織り成す美麗さには、訪れた人の誰もが大きな感銘を受けることでしょう。
そもそもヒトが神の意を受け、あらたに「人」へと変わってゆく太古のドラマ、つまり<天孫降臨>は高千穂の峰々からはじまりました。
そのことから新しい意識を受け取り、変革を起こしていく力を霧島の地は持っていると考えられます。
この近隣から明治維新の核となり、日本という国をダイナミックに変えていった薩摩藩士が多く輩出されているという史実は、それがわかりやすくあらわれたものではないでしょうか。
人の中にある高貴な部分、神聖な部分を思い出させてくれるのが、霧島神宮の御神気の大きな特徴で、境内に佇んでいると、普段の生活で忘れかけていた、本来の自分に立ち戻り、ふっと肩の力が抜けるような安らぎが感じられます。
この安らぎは私たち「人」が天の一部を担うため、神の魂を受けて地上に降りてきたのだ…
ということを伝えています。
神聖なる自分に気づかせてくれる力だといえるでしょう。
それは、理屈ではなく深い実感となって、心の奥から湧いてくるもの…
神の一部である自分へと立ち還る時間は、きっと貴重な体験となり、日常に埋没しがちな人生の、大きな変革へのきっかけとなるかもしれません。
Sponsored Links
パワースポット「霧島神社」の属性は火
霧島神宮で心身ともに清めた後は、車で15分ほどの高千穂峰登山道入り口脇の高千穂河原にある古宮跡を目指しましょう。
ここは正式名称を「天孫降臨神籬斎場(てんそんこうりんひもろぎさいじょう)」といい、現在でも重要御神事が行われている厳粛な場所です。
古宮跡には鳥居の地に高千穂峰山頂から遷(うつ)した磐座(いわくら)があるだけで、お社はありません。
しかし、悠然とそびえる高千穂峰を近くに望むこの場所は、瓊瓊杵尊が降り立ち、日本の国造りの第一歩を刻んだ崇高なエネルギーが、今でも強力に感じられる空間です。
太古のエネルギーがそのまま現存する古宮跡は、本来の聖なる自分に戻ることができるため、新しい意識が入りやすくなる場所です。
太古の人々が起こしてきた奇跡の変革を、現代社会において違った形で体現しようと思うなら、ぜひ、ここで磐座のエネルギーを受け取ってみてください。
また、霧島のエネルギーは古い縁を燃やして断ち切ってくれる力を持っています。
どうしても悪縁を切りたいけど切れないという人には、成長する上で間違いないことであれば、その縁を切ってくれるというご利益もあります。
ただし、その縁で気付かなければいけないことがあれば、ちゃんと気づくように悪縁の中にある学びや気づきを納得させてから切ってくれます。
それが炎の力です。
霧島というのは、火山の炎の力を持っている神域ですので、そういうふうな働きがあるのです。
Sponsored Links
パワースポット「東霧島神社」の属性は水
霧島神宮は火を司っているのに対し、東霧島神社は水を司っています。
ここの水の気の癒しは非常に強力で、水の氣に関わる病気、とくに女性系の病気、また水気に関わる臓器、たとえば腎臓などの病気があるような人には水気を整えてくれます。
水の気というのはネガティブに動くと濁り、ポジティブに活性化していないと、恐れが心に出てきてしまいます。
ここはその水の気をものすごく純粋化してくれるので、この気を受けると人生に恐れがなくなる傾向があるからです。
恐れと不安がくっついていることが多いので、鳩尾(みぞおち)あたりにいつも不安を感じている人が訪れると、その不安がすっと消える気質を持っている神社なのです。
訪れるのに良い時期としては秋分の日がおすすめで、水気がよく動いている午の刻がベストなのです。
ぜひ足を運んでみてくださいね。
この記事へのコメントはありません。