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山菜採りに花見と春の晴明(せいめい)を楽しもう

目次

厳しい冬を越え、待ちに待った春の季節がやってきます。

ポカポカと暖かくなり、花見や山菜採りに、楽しいことが目白押し。
どんどん野外に出かけたくなりますよね。

そこで今回は二十四節気(にじゅうしせっき)の一つである清明(せいめい)について触れていきたいと思います。

まず二十四節気(にじゅうしせっき)とは、1太陽年を日数(平気法)あるいは太陽の黄道上の視位置(定気法)によって24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称を付したものを言います。

晴明とは、二十四節気の一つで、現在広まっている定気法では太陽黄経が15度のときで4月5日ごろとなります。
暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とします。

それでは晴明についてより詳しく見ていきましょう。




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山菜採りに花見と春の晴明(せいめい)を楽しもう


二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ清明(せいめい)は旧暦(太陰太陽暦)3月の節気で、天文学的には太陽が黄経(こうけい)15度の点に達したときです。

清明の語源は晴浄明潔です。
清明は白露(はくろ・9月8日ころ)とともに、二十四節気のなかでもっとも美しい名称といえるのではないでしょうか。

清明の前後はうらうらとした桜の時期で、日本列島が桜の花に包まれます。

このころの天気・気象のキーワードは、「花曇り」と「朧月夜(おぼろづきよ)」です。
空に春霞(はるがすみ)がかかって、遠景ははっきりとは見えません。
花も霞も雲も一体となって定かでない景色を花曇りといいます。
そして、昼間の霞と同じく靄(もや)などで、夜はぼんやりとした朧月夜となります。
言いえて妙といえるでしょう。

中国では晴明の日を晴明節と呼び、祖先の墓参りをし、草むしりをして墓の掃除をする日でした。
日本では彼岸に墓参りをしますが、沖縄では晴明節をウシーミー(御晴明)といい、親族こぞって墓参りをし、先祖の墓(門中墓・「むんちゅうばか」という)の前で食事を楽しみます。
これは近世になって中国の風習が入り、沖縄の祖先祭祀と習合したものと考えられます。

春の暖かい雨が降り注いで、若芽が出る陽春のこの時期は、山菜が豊富に採れます。
家族で散策がてら野山へ出かけて、蕗の薹(ふきのとう)、蕨(わらび)、楤(たら)の芽、薇(ぜんまい)、独活(うど)、三葉(みつば)、虎杖(いたどり)、土筆(つくし)などの野草を摘んで食べるのは楽しいものです。
山菜には概して灰汁(あく)がありますが、上手に灰汁抜きをして春の食べ物独特の苦みを味わってください。
春に芽吹く野草は、大地の生命力に満ちたこのうえなく健康的な食材です。



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