「洗心(せんしん)」という言葉の意味をご存知でしょうか?…
洗心は坐禅によって雑念や執着を捨て去れば心は新たになります。
それにより心の汚れ(妄想)を洗うこと…
日々の修行はすべて心を洗う作業ともいえるのです。
この機会に「洗心(せんしん)」の言葉の意味を学びませんか?
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洗心(せんしん)の意味を学んで心を清らかに…
気候風土のゆえもあって、日本人は「お風呂好き」です。
水が豊かでもあることから、昔からみそぎの儀式として浄めの水をふんだんに使うということもありました。
さて、普段も顔や手足の汚れについては神経質なほど気にするのに、心の汚れについてはどれだけ気をつけているでしょうか?
心の垢は大人になるほどたまっていきます。
無頓着に放っておけばおくほど、汚れは落ちにくくなります。
汚れをためないためのひとつの方法が修行や善行であり、日々の生活の中で人を思いやり、やさしく接することなのではないでしょうか。
汚れにも気づかない自分を見つめるには、坐禅を体験してみるのも有効です。
「洗心」は正月にもふさわしいことばです…
正月はもともと再生や修正を意味する月であり、元日の朝、暗いうちに井戸水や湧き水をくみにいく「若水とり」の風習は再生の象徴でもあるわけです。
せめて年に一度、心もしっかり洗い直したいものです。
ぜひこの「洗心」という言葉、胸に留めておいてくださいね。
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