自分に自信を持ちたい!と思っている人は多いのではないでしょうか。
しかし、ただ闇雲に自信を持ちたいと思っていても、何をすればいいのか、どうやったら自信が持てるのかがわからない…
そのような方のために、自信の源となるとても大切なことについてお話ししたいと思います。
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自信を持つために大切なことは謙虚さと経験である
自信の源になるのは何かと言うと、ズバリ経験です。
私たちは経験を積み重ねることによってスキルを身につけ、完璧な仕事ができるようになります。
その結果、自信が持てるようになるのです。
自信とは能力によって生まれるのではなく、経験によって醸成されるもの。
リーダーとしての能力があるといっても、その立場を経験したことが全くなければ力を発揮することなどできません。
例えば、学校で英語の成績がいい人は、ひょっとしたら英語の能力が高いのかもしれません。
しかし、英語を話す機会が全くなければその能力は発揮されませんし、その人が英語力について真の自信を持つことは不可能です。
中学、高校の英語のテストが100点だったからといって、「私は世界中の人と英語でコミュニケーションが取れます」と胸を張る人はなかなかいないでしょう。
もしいるとしたら、それは大きな勘違いです。
反対に、英語の成績が悪くても、実際に海外へ行って何年も英語で会話をしていれば、英語のコミュニケーションについてかなりの自信が得られるはずです。
この例からもわかるように、要は経験なのです。
自分の仕事に自信を持ちたければ、コツコツと経験を重ねるしかありません。
毎日の仕事から何を学び、自分の中に何を蓄積していくか。
これがポイントです。
また、よい学びをするためには素直で、さらに謙虚でなければいけません。
素直で謙虚。
これは、人としてとても大事なことです。
日々学び、真面目に経験を積み重ねないことには、本当の自信など得られるはずはありませんから。
そして「真面目に学ぼう」としている人は、当然謙虚になります。
「自信」と「謙虚」という言葉は一見すると相反するように思えますが、実は密接につながっているものなのです。
「仕事において自分が担える範囲はごくわずかだ」ということを知り、その部分において誠実に学ぼうとする謙虚な人が、最終的には本物の自信を得ます。
「私は自信がある」などと調子に乗って謙虚さを失ってしまったら、本物の自信など得られるはずがないのです。
そこで奇妙なのが「私は資格をいっぱい持っています」と自信満々に語る人。
もちろん、資格を取るために一生懸命勉強して、試験にパスしたことは立派ですよ。
しかし、資格をいっぱい持っていたところで、どれだけの経験が積めるでしょうか。
もしかしたらすべてが中途半端で、まともな経験は一つも積んでいないかもしれません。
資格を持っていることでなんでもできるような気持ちになってしまっているのかもしれませんが、そんな状態で「私はこんなに資格を持っています」、「こんなにもいろんな分野で活躍できます」と主張するのはおかしいのです。
自信を得るのは、資格を取った後に現場で働き、キャリアを積んだ後のことです。
資格をたくさん持っていると就職が有利だという話を聞きますが、資格ばかり取得して、経験を積もうとしない人たちを、会社はなぜ欲しがるのでしょうか…
仕事で自信をつけ、周囲からも信頼される人になりたければ、素直な心で謙虚に、「自分がやるべき範囲」を知り、しっかり経験を積むことが大切なのです。
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