どうしてもこの案件を取り入れたい!
仕事をまわす上で、これがあったらすごく効果的なのに、など。
なんとかして相手を説得させたい時、相手の心理をついた説得の仕方とはどのような方法があるのでしょうか。
今回は、相手を説得するときに効果的なテクニックをご紹介しましょう。
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説得力のある話し方をするのに効果的なテクニックとは?
相手を説得するときに効果的なテクニックとは、一面提示と両面提示です。
一面提示とは、説得するのに都合のいい材料だけを相手に示す方法です。
両面提示とは、都合のいい情報とマイナス情報の両方を与える方法です。
たとえば職場で新しいパソコンを導入したいと上司を説得するとき、「新製品が入ればAの作業もBの作業も半分の時間でできます。人件費は1人分削減できます」と利点のみを並べるのが一面提示です。
それに対し「新製品はこれまでのものに比べ、高額でメンテナンス費用もかかりますが、多くの作業が半分の時間ででき、人件費が削減できます」と利点
と欠点の両方をオープンにするのが両面提示です。
一面提示は後々、「こんなハズじゃなかった」というトラブルに見舞われたり、嘘つき呼ばわりされるリスクがあります。
一方、両面提示は誠実で信頼されるやり方ですが、説得できる度合いはどうしても低くなりがちです。
この2つは、相手がどの程度説得できやすい状態かによって使い分けると効果的です。
もし、あなたの意見に肯定的で、説得しやすい相手なら一面提示がわかりやすいでしょう。
逆に否定的な相手には、両面提示で誠意を示すことが大切です。
また、話の順序も大きなポイントとなってきます。
前者の説得しやすい相手なら、クライマックス法とよばれる、結論が最後にくる会話の流れがオーソドックスです。
後者の説得されることに否定的な相手の場合は、結論を先に話し、後からその理由を話すアンチクライマックス法が、相手の関心を引きやすいので、話を聞いてもらいやすくなります。
仕事をしやすい環境にするために、またあなたの希望を叶えていくためにも、説得力のある話し方を身につけましょう。
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