最初はやる気満々で始めた仕事も、あれ?なんか思った仕事と違う….となったりすると、途端にモチベーションが下がったりしますよね。
こういう仕事ができると思って張り切ってたのに、実際思ってたのと違うからやる気が出ないし、適当にやろう….。となってしまいます。
でも自分次第で、状況はどんどん変わっていくこともあるのです。
いつか自分の本当にやりたかった仕事ができるようになってやる!といった心意気で、モチベーションも保ち準備していれば必ず風向きが変わる時がきます。
その為の心の持ち方をお伝えします。
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仕事のモチベーションを持続できる方法を知っておこう!
仕事をするうえで夢や目標は誰にでもあるはずです。
「念願だった商品開発担当者に抜擢された」「あこがれの部署に配属された」といったように、夢や目標が実現してこそ仕事へのさらなる意欲がわいてくるというもの。
しかし、希望がかなったからといって、現実が思い通りに運ぶわけではありません。
とくに多いのが、「イメージしていた仕事と違う」という現実です。
「あこがれだった雑誌の編集部に転属されたけれど、予算がなさすぎて過去の企画の使い回しがほとんど」とぼやく出版社勤務のAさん。
落胆した気持ちを引きずりながらの出社が続いて「こんなにやりがいがないんだったら、まじめにやることはないか」と、配属当初の前向きな気持ちは消え失せてしまいました。
「第一線の営業になれたと思ったら、配属された分野はライバル社がガッチリ根を下ろしてすきがない」という事務機販売会社営業のBさん。
「営業努力を怠ってきた上司が悪い」とか「今の営業部の体制では売り込み攻勢はかけられない」とか、不満を外にぶつけてしまう始末です。
この2人のように、自分のイメージしていなかった現実に直面することはよくあります。
そのたびにやる気をなくしたり、他人のせいにしたりしていてはモチベーションを自ら回復させることは困難です。
落ちきったモチベーションを回復させるには、モチベーションが低下した原因を「自分の心に見つける」ことが大切です。
たとえばAさんとBさんの場合、自分の理想と現実との間に横たわるギャップが大きすぎて、それを埋められないというあきらめが原因なのです。
自分の仕事が心から好きだという人は、どんな状況に置かれてもその仕事の意義を見出すことができます。
「今の現場では自分がやりたかった仕事ができない。しかし、体制が変わったり時間が経過したりすることで、状況が変わることは十分あり得る。そのときのために、今自分がするべきことで成果をあげよう。それが将来の夢や目標の実現につながるかもしれない。仮に実現できなかったとしても、その過程を通して成長した自分がほかの仕事に意義を見出す可能性だってある」。
できる人は、このくらい徹底的に前向きに考えて、自分のモチベーションを保っているのです。
できない人からできる人へ変身!
あきらめを打破して新たなやる気を生み出すには、ロジックツリーという発想法を実践してみましょう。
これは「問題を解決するための方法を何でもいいから書き出してみる」という単純なものです。たとえば、Aさんの場合だったら、使い古しの企画しか採用しないことの利点と欠点、それを読者の側と会社の側、両面から列挙してみます。
「ちょっと的外れかな」と思っても、とにかく書いてみます。
読者を引きつけているもの、読者にあきられているもの、読者が今求めているもの、会社が発信したいと考えているもの、などを思いつくまま書き出します。
そして先に書き出したその一つひとつから何がいえるかをもっと深く考え、それをもとの項目の周りに書いていきます。
「◯◯の企画は毎年春の定番企画。本誌の読者には根強い人気がある」という項目があったら、その横に「◯◯にぶつける対抗商品を別の会社が出さないのはなぜか」「対抗できないのではなく、何か理由があるのではないか」といったように、最初に書いた項目に「なぜ」「どのような方法で」などと疑問をぶつけて、考えを広げていきます。
最初に考えていたものを幹として枝を広げるように書き出していくのです。ロジックツリーは、どんなささいなことでも書いてみることが大切だから、大きなサイズの紙に、とにかく細々と書き出してみましょう。
頭の中で考えをこねくり回しているだけでは問題は解決しません。
人の考えは、幹から枝に、枝から小枝にと、ツリー状に構築されているので、頭の中だけで発想していると先が見えなかったり後ろに戻れなかったりして、混乱することがよくあるのです。希望をもって臨んだ仕事なのだから、ロジックツリーに書き出した中のどこかに、自分が仕事に見出す新しい意義は必ず隠れているはずです。
それを見つけたときこそ、新しいやる気がわいてくるはずです。
やる気がなえた仕事への意欲を取り戻す方法
●やる気がなえた原因を外ではなく、「自分の心」に見つけましょう。
●問題解決の方法を見つける「ロジックツリー」を試してみましょう。
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