男女ともにやたらと鏡を見る人…いますよね?
頻繁にトイレに行って鏡で容姿をチェックする人。
街を歩いていたり、ショッピング中にショーウィンドウに映る自分をよく見る人。
常に手鏡を持ち、しょっちゅう鏡を覗き込む人。
周りからしてみれば、あの人はなんてナルシストなんだろう…
そんなに自分の顔が好きなの?…
または、よほど周りの目が気になるんだろうな…などと思ってしまいそうです。
しかし実は、この頻繁に手鏡を見る人というのは、ある良い効果を生んでいました。
その良い効果とは一体なんなのか…
さっそく詳しく見ていきましょう。
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鏡を見ることは実はいいことだった?!その効果とは?!
年中鏡を見ている人たちは、まわりの目を気にしている証拠です。
そんな人たちを見ていると、そんなに見る必要があるのか?と思ってしまいそうです。
しかし、それは決して悪いことではないのです。
鏡を見ないと無気力になり、周りの目を気にせず、容姿に構わなくなってしまいます。
ホームや電車の中、そして授業中にもしょっちゅう鏡をのぞきこむ子どもたちがいます。
心理学的にみると、鏡を見る回数はその人の「公的自己意識」の高さに比例していることがわかっています。
「公的自己意識」とは、自分がまわりからどう思われているのかを気にすることです。
また「公的自己意識」の強さは、その人の魅力にも比例するといわれています。
アメリカの大学で、廊下に大きな鏡を設置し、その前を通る女子大生の反応を観察する実験が行なわれました。
すると、まわりから魅力的と思われている学生ほど鏡を見る回数が多かったという結果が出ました。
これは「公的自己意識」の強い人は、どうすれば自分が魅力的に見えるかを熱心に研究しているからだと考えられます。
つまり魅力的と思われるのは、彼女の努力の成果だったのです。
それに対し、鏡を見ないでいると無気力になり、自分の容姿やまわりのことにも無関心になっていきます。
子どもを魅力的な人間に育てたいのなら、大いに鏡を見るよう勧めましょう。
ただし、所構わず見ることは良くないので、場所をわきまえるようにしましょう。
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