2018年の復活祭(イースター)は「4月1日(日)」です。
復活祭(ふっかつさい)とは、キリスト教において最も重要な祭日で、多くの教会で特別な礼拝(典礼・奉神礼)、習慣・行事が行われます。
さて今年、2018年の復活祭(イースター)は「4月1日(日)」ですが、そもそも「復活祭(イースター)」にはどのような意味があるのでしょうか?
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2018年の復活祭(イースター)は「4月1日」
日本語で「復活祭」と訳されるイースターは、キリスト教でもっとも重要な祝日です。
それは十字架にかけられて死んだイエスが、3日目に復活したことを記念するものです。
イエスの降誕を祝うクリスマス以上に盛大なイベントであり、歴史も古いそんな復活祭は「春分の日のあとの最初の満月の次の日曜日」に祝われます。
つまり、年によって日どりが変わるのです。
このあたりのややこしさが、日本であまり知られていない理由のひとつなのかもしれません。
復活祭の儀式では、何が行なわれるのか?…
神への讚美や感謝はもちろんのこと、イエスの受難を追体験することもその目的とされています。
聖書を朗読することでイエスの生涯に思いを馳(は)せ、パンとぶどう酒を拝領することでイエスと一体となるのです。
また各家庭では、殻(から)に鮮やかな彩色や包装をしたゆで卵「イースターエッグ」を配る習慣があります。
地域によっては、家の中や庭に卵を隠して子どもたちに探させるという遊び「エッグ・ハント」も行なわれます。
復活や生命をイメージさせる卵は、イースターに欠かせないアイテムなのです。
最近は、卵形のチョコレートなどで代用されることもあるといいます。
さらに、イースター・エッグは、ウサギの「イースター・バニー」が運んでくるものとされています。
ウサギの跳ねまわる姿は活力を表わし、多産なことから生命力の象徴とされているのです。
また復活祭を「イースター」と呼ぶのは、ゲルマン神話の春の女神「エオストレ」に由来するとされます。
本来はキリスト教と関係ないゲルマン民族の春の祭りが、布教の際に意味を変えて広まったのではないかといわれています。
イースター・エッグやイースター・バニーも、実はゲルマン民族の祭りに起源があるという説もあるのです。
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