人は何か悪いことが起きた時、そのことを完全にマイナスでしか捉えられなくなります。
マイナスでしか捉えられなくなると、気分も落ち込み、さらに悪循環へと陥っていきます。
でも考え方、受け止め方によっては、その先の人生が大きく変わってきます。
今までマイナスでしか捉えられなかったことが起きた時、少しずつでも違う角度から問題を捉えてみる練習をしてみませんか?
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プラス思考になる為にマイナス思考の色眼鏡をやめる。
ある牧師が、アルコール中毒の息子に悩む母親の相談を受けていました。
母親「牧師様、息子がどうしてもお酒をやめられないんです」
牧師「息子さんは幸せですね。お母さんにこれほど愛されているんですから」
母親「このままじゃ、息子は酔っ払って自動車事故を起こすかもしれません」
牧師「それもまた幸せですね。入院すればアルコールが抜けますからね」
この牧師は、あらゆる出来事をプラスに解釈して母親に伝えました。
母親も牧師の言葉によって、次第に心にゆとりができてきました。
「なるほど、そう理解すれば安心だ」とわかってきたからです。
小さな病気のおかげで、ガンを早期発見できる人がいます。
この人にとって、最初の小さな病気は感謝すべきものでこそあれ、嫌悪すべきものではありません。
なぜなら大難を避けるための小難にすぎないと理解することができるからです。
心が狭くなっている人は、ほんの少しの問題が迫ってきただけで、それに過剰に反応しすぎるところがあります。
出来事をプラスに解釈できなくなっています。
視野を広げて、違う角度から問題をとらえ直してみましょう。
世の中の出来事が、悪いことばかりだということは、通常ありえません。
解釈によっては、いい点の一つや二つは必ず見つけ出すことができるでしょう。
マイナスの面に目を向けてうろたえるよりも、プラスの面を楽しんだほうがずっと良いです。
損失の裏には、必ず利益が潜んでいます。
私たちは損失の方を悲しむが、そこで奮起し、次は利益を手にできるように頑張ると、自分にとってのプラスを発見することができます。
株で失敗したからといって嘆いているより、「安易にお金を稼ぐことより、もっと真面目に働くことのほうが大切だとわかったのだ」と思えば、安い授業料ではないでしょうか。
さあ、さっそくいつもとは違う角度で物事を見てみる、考えていることを始めてみましょう!
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