目次
正式名称は御願神事(ごんがんしんじ)…
通称「竹割り祭り」」が2018年も石川県加賀市の大聖寺の菅生石部神社で行われます。
祭事名:竹割り祭り(御願神事)
開催日時:2018年2月10日(土)11:00~
開催場所:石川県加賀市「大聖寺」の菅生石部神社(すごういそべじんじゃ)
住所:石川県加賀市大聖寺敷地ル乙81
TEL:0761-72-0412
アクセス:
JR北陸線・加賀温泉駅よりタクシーで5分
JR北陸線・大聖寺駅よりタクシーで5分
菅生石部神社の最寄り駐車場
駐車場名:コメリハード&グリーン大聖寺店
住所:石川県加賀市大聖寺岡町ホ20
利用時間:9:00~19:30
菅生石部神社までの距離:426m
収容台数:21台
料金:利用客無料
駐車場名:錦城山公園駐車場
住所:石川県加賀市大聖寺八間道48
利用時間:9:00~18:00
菅生石部神社までの距離:1.7km
収容台数:15台
料金:無料
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「竹割り祭り」ってどんなお祭り?
「竹割り祭り(たけわりまつり)」は、石川県加賀市の大聖寺の菅生石部神社で、毎年2月10日に行われる祭事です。
主催は菅生石部神社で1987年に石川県無形民俗文化財に指定されています。
竹割り祭りでは、白装束を着た40名ほどの若手の男性が菅生石部神社境内の石畳に、2メートルほどの青竹を叩きつけ、一年の無病息災と豊作を祈願するものです。
このとき男性陣は「ワッショイ」と掛け声を上げながら、400~500本の青竹を叩き割るという活気溢れるお祭りです。
また竹割り祭りでは青竹がほとんど割られた後に、拝殿から大蛇に見立てた長さ20メートル、重さ約180キロの大縄を引き、菅生石部神社の近くにある天神橋から大聖寺川に投げ入れるという…
これまた豪快なお祭りなのです。
ちなみに割られた青竹は見物人でも自由に持ち帰ることができ、凧を作ったり、箸に利用したりします。
割られた青竹で作った凧はよく上がり、箸は歯の痛みに効くというご利益があるそうです。
天井裏に置いておけば雷を退け、玄関に置いておけば魔が家に入ってこれないという言い伝えがあります。
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「竹割り祭り」の由来とその歴史
さて、そんな「竹割り祭り」の由来ですが、その歴史は白鳳文化時代(645年~710年)にまで遡ります。
宝祚窮国家安泰御立願に記されたところによると、天武天皇白鳳五年(677年)に「平和な世だからと言っても戦乱に対する心構えを持つように」…
という尚武(武道・武勇を重んじること)の精神を表したことが由来であるとされているのです。
中でも日本神話「記紀」に記される山幸彦の炎出見尊(ほほでみのみこと)と、兄の海幸彦の酢芹尊(すせりみこと)の神軍(たたかい)に習っていると言われているのです。
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