人はどうしても周りのことを気にしてしまう生き物です。
社会で多くの人と関わりあっている以上、競争心も生まれますし、少しでも自分はすごい、と認められたいという気持ちは誰しもが持っているのではないでしょうか。
そこで、自分の中で何かを成し遂げたり、やりきった!と思うことがあったら、自分自身の中で満足すれば十分のような気がしますが、ついつい周りの評価を気にしてしまいます。
何をするにも周りの評価が気になってくる…
それに伴いやる気も変わってきてしまいます。
今回は他人の評価について考えてみたいと思います。
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他人の評価が全てではなく自分の評価を大切にしてみよう
まず最初に、人はなぜ他人の評価を気にしてしまうのかを考えてみてください。
自分で納得できたり、満足できたりすれば、それでいいようにも思えるのですが、それでも他人から何かを言ってもらいたいのはどうしてでしょうか。
素晴らしい成果を上げたにもかかわらず、誰からも評価されなかったり、その成果を当たり前のように扱われたので、もう一生懸命やるのはやめよう、と心に誓った。
ちょっとおおげさかもしれませんが、こういったことは多くの人が経験しているはずです。
もしかしたら、周りは本当はあなたの頑張りを見ていたにもかかわらず評価しなかったのかもしれませんし、評価をしたくても、タイミングが悪くてできなかったのかもしれません。
ただ、評価されないと感じているなら、評価されなかったときの自分を思い出してみてください。
そのときのあなたには、他人にマイナスの感情をもたらすような要因はありませんでしたか?
一概には言えませんが、評価というものには、嫉妬であったり、競争心であったり、一種の偏見であったり、評価する側の人間の感情的なものが働いているような気がします。
そんなこともできなかったのか、と言われたとき、そう言った相手は何となくうれしそうではなかったでしょうか。
そのくせ、「でもよく頑張った、偉かった、また頑張れ」と慰めと励ましの言葉をかけられませんでしたか。
裏腹なことですし、とても矛盾を感じます。
変な話ですが、あなたが何かを完璧にやったときには、きっと評価されない場合が多いでしょう。
逆に、何か課題を残して終了しようとしているときに、評価されることが多いのではないでしょうか。
本当に不思議で、変な話です。
つまり、人の評価がすべてではない、ということです。
ですから自分が上げた成果に目を向けるべきです。
いちばん大切なのは、他人に評価してもらうことではなく、自分自身が自分を認めることです。
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