「ここだけの話ですが…」と前置きしてから話す人…
あなたの周りにもいませんか?
そんな前置きをされると、確かに重要な話を打ち明けてくれる良い人のような気もしてしまいます。
では実際のところ、「ここだけの話ですが…」が口癖の人には、どのような心理が働いているのでしょうか?
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「ここだけの話ですが…」が口癖の人ってどんな人?
「ここだけの話ですが」…
「先生だからいいますが」…
いかにも耳よりな話をもってきましたとばかりに、このようなセリフをいう人がいます。
これは相手との関係に特別さを演出して、親密な感じを与えようという言い回しなのです。
動作としては、多少芝居がかって、身を乗り出してきたりしがちです。
一見、積極的な態度のように見えますが、実際は相手との関係に不安を抱いているものなのです。
自分の都合のいいようにビジネスを進めたいという願望が隠れている場合が多いでしょう。
性格としては、計算高く神経質…
顔の作りからも、実利主義を表わす下がった眉の人は、とくにこの傾向が強いといえます。
そのような演出に相手が乗ると思える子どもっぽい人といえるでしょう。
さて、このようなタイプへの対応ですが、基本的にはあまり信用しない方がいいでしょう。
なんだか裏がありそうで、同じことを誰に対してもいっている可能性が高いといえます。
特に、そういいながら目をそらしていたら、かなり後ろめたい気持ちがあるのでしょう。
ですが、ビジネスの状況次第で、そんなタイプとも上手くやっていかなければならないときもあります。
そんな場合の対応の仕方を考えましょう。
こんな言い回しをする人は演出好きなので、どんな話も聞き逃さずに、少し大げさな反応をしてあげると安心します。
「へえ、その話おもしろそうですね!」などとその場では乗っておきましょう。
ただし即決は避け、「詳細は社に戻って検討します。」などとしておくことが重要です。
また実際は不安を抱えていてデリケートですから、「そんな話、興味ないな。」などと一蹴したり、批判的なことをきつくいうのは避けた方が無難です。
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