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一般的に女性の方が男性よりも力が弱いことから、女性の方が男性よりも傷つきやすいような気がしてしまいます。
しかし女性と比べて、実は男性の方が繊細で傷つきやすいのです。
彼の部屋から、前に付き合っていた彼女との思い出のもの(指輪や写真など)を見つけた経験はありませんか?
どちらかというと女性より男性の方が、終わった恋をなかなか忘れられず、引きずることが多い為です。
ではなぜ女性より男性の方が繊細で傷つきやすいのか・・・・。
それは感覚的なものではなく、実は生物的にこんな理由があったからです。
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男性の方が女性より繊細で傷つきやすい理由
男性は、常に確固たる自分(自我)を持とうとして努力し生きています。
どんな状況であっても、どんな場所にいても、いつも同じ自分でいようとします。
その点、女性はその場の状況や環墳によって変化できるのではないでしょうか。
つまり女性は妊娠して自分の体の中に「別の人格」を宿すのですから、体の構造からして、大きな変化に対応できるようになっているのです。
だから傷つくことがあっても、状況や環境が変われぱ立ち直れます。
けれども男性は過去、現在、未来とつながっていて、途切れることがありません。
女性のようにリセツ卜できないのです。
昔の彼女の写真や手紙などを後生大事にとっておくのは、たいてい男性です。
別れて何年経っても、過去を引きずっているです。
だからといって、昔の彼女を今でも好きだというわけではありません。
彼女と過ごしていたときの自分を完全に切り離せないだけなのです。
別れたときに受けた傷も、消えることなく心の奥底に残っています。
女性は新しい彼ができた時点で、過去は完全に吹っ切り、ためらいなく捨てられます。
おそらく、昔の彼を好きだったときの自分と、今の自分とは違うとも思っているのではないでしょうか。
これは男性には考えられないことです。
昔の自分も、今の自分も同じ一人の人間なのですから。
男性は常に自分という存在と闘っています。
自分の中にいる過去の自分と未来の自分がライバルです。
痛みも、辛さも、悔しさも、全て自分自身の中にあり、それを外に押し出す力もありません。
痛みの持って行き場がないのです。
だから恋で傷つくと、その現実以上の痛みに襲われるのです。
そして受けた傷をこの先ずっと抱えていくことになります。
まるで心に鋭い刃物が刺さったような痛みを、永遠に抱えて生きていくのです。
そして時折思い返すたぴに、胸が痛むのです。
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まとめ
男性の方が女性より繊細で傷つきやすいと感じる部分は何も恋愛だけではありません。
内閣府が公開している男女別の「自殺者」(平成22年における男女別の年齢階級別の自殺者数の構成)の割合を見ても、どの世代においても男性の方が女性よりも自殺者が多いのです。
全体で男性が70.3、女性29.3と2倍以上の差がついています。
これは様々な事情が関係してくるかと思いますが、女性よりも男性の方が精神的にため込んでしまう傾向にあるからではないでしょうか。
男性の方が占いやスピリチュアル的なものに対して興味が薄いという理由もありますが、占いなどの悩み相談にくるのは大抵女性です。
男性は1割もいないのではないでしょうか。
また男性は自分のことを話したがらない人が多く、それは言い換えると相談できる人がいないともとれます。
すると悩みが自分の中にだけたまっていき、何かをきっかけに爆発してしまうなどということもあるのです。
そんな男性の考え方や性質などをしっかりと理解してあげると、よりその人のことがわかるのではないでしょうか。
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