「ライアーライアー」は、主人公の一流弁護士が1日だけ嘘をつけなくなってしまうというストーリーの映画です。
おかげで彼の生活は大混乱し、人間性まで疑われる始末…
嘘をついていた方が順風満帆だったというのは、なんとも皮肉な話ですが、たしかに人間関係やビジネスを円滑に進めたり、話を有利に運ぶために嘘はよく使われます。
しかし、悪意のある嘘にだまされると、とんでもないことになりますから注意が必要です。
動物行動学者のモリスは「人の本音は肩から下にあらわれる」と言っています。
つまり、次のような仕草(しぐさ)に注意すれば、相手の嘘を見抜ける可能性も高くなるのです。
〇手を隠す・・・手を急にポケットの中に入れたり、テーブルの下に隠すのは、手の動きで嘘がバレるのではないかという意識が働くため。
〇顔に手をやる・・・とくに鼻や口のまわりに手が行く場合は要注意です。嘘をついていることをあなたに悟られまいという意識によるものです。
〇足の動きが増える・・・貧乏ゆすりが始まったり、足をさかんに組み替えるようになります。
〇身体を離す・・・それまで身を乗り出しながら話をしていたのに、急に距離をとった場合は嘘の可能性があります。
また、嘘をつくのが下手な人の場合は、表情にも特徴的な変化が出ます。
〇笑顔が消える・・・できるだけ感情をあらわさないようにしようという意識が働くと同時に、緊張して心に余裕がなくなったために起きます。
〇まばたきが増える・・・これも緊張による反応です。心理学者のテッチによると、緊張するとまばたきの回数が毎分30回以上になるといいます。
〇うなずきが増える・・・相手に好印象を与えるうなずきですが、嘘をついていると「ボロを出すまい」という気持ちが働いて、相手により多く話させようとします。その結果、うなずく回数が多くなるわけです。
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