人に影響されやすい性格の人、いますよね。
一見、「人に影響されやすい人」というと、自分を持ってない、フラフラと地に足がついていない感じを受けたりとマイナスのイメージがある人もいるのではないでしょうか。
ではそうのような性格の人は実際のところどうなの?
今回は人に影響されやすい人の性格に迫るべく、長所と短所を見ていきましょう。
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人に影響されやすい性格の長所と短所とは?
人はいつも同じ自分ではありません。
ものの見方も、考え方もそのときどきで変わって当然です。
人に影響されやすい人というのは素直で柔軟性があるのです。
また影響されやすい人は、年を重ねるたびに、影響を受けたことをひとつの「鏡」とすることができるようになってきたりします。
人から受けた影響を「鏡」と見なし、それに以前からの自分を映すのです。
すると、今の自分と鏡との差が、自分自身に足りなかったことであったり、逆に不必要なものであったり、というふうに見えてくるのです。
その中から必要と思われるものを残せばいいのです。
すると、少し成長した自分になれるのです。
難しく書きましたが、自分にとって不必要な影響は、自然に自分の中で調整されていますから、あまり気にしなくてもいいでしょう。
つまり、人から影響を受けても自然に残るものは残り、不必要なものはいつか消えていくものなのです。
人に影響されやすいということは、いくつものことを自分のものとして吸収できるということですから、それをメリットとしましょう。
デメリットとしては、首尾一貫した意見が言えないかもしれない、ということです。
調子がいいと思われるかもしれないし、自分の根本のようなものが育ちにくいかもしれません。
しかし、そのデメリットを、あまり怖がることもないでしょう。
人に影響されやすい、という性格は決して悪いものだと思いません。
自分で納得して影響を受けているなら、それはそれで立派な性格だと思うのですが、いかがでしょうか。
人間一人が一生の中で会得することにはかぎりがあります。
脳やコンピュータも、その性能のほんの一部しか使っていないのが現実です。
100パーセント使いこなすことなんて無理なのです。
人の影響をひとつの学習と考えれば、それなりに価値があると思います。
人と会うだけで、自分一人では学習できなかったことがいつの間にか学習できているのです。
要は考え方しだいです。
マイナスに考えないで、プラスに考えてみましょう。
人に影響されやすい人は、どこでも学習できる人だと思えば、人に影響されやすい性格はメリットになるはずです。
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