四六時中自分が大好き!という人も世の中にはいるかもしれません。
しかし、自分自身とは生まれてから死ぬまで付き合っていかなければならなく、人生には様々な事があり、様々な事を経験していく中で、自分の事を嫌いになる事がある人の方が多いのではないでしょうか。
中にはどうしようもないくらい自分の事が嫌になって、最悪の事が頭によぎる時がある人もいるかもしれません。
今回は、自分が嫌い!となった時に、その気持ちとどうのように向き合えば良いかをお伝えします。
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自分が嫌い!という気持ちに陥った時の対処法はあるの?
一生付き合っていかなければならないのが、「自分」です。
たとえば家族や友だちとは、一生付き合っていきたい、と願っても、いつかは離れなくてはなりません。
しかし、自分とだけは、死ぬまで付き合っていかなければならないのです。
腐れ縁という言葉がありますが、それどころではなく、「不滅縁」とでも言いましょうか、輪廻転生すると考えれば、死んだあとも付き合っていかなければならないのが自分なのです。
そんな自分が自分のことを、ときどき嫌になることがあっても不思議ではありません。
そんなときは、その感情を放っておけばいいのです。
理由を突きつめて考えないで、「勝手にしたら」と突き放すのです。
「えっ、自分のことを突き放せるの?」といぶかる声が聞こえてきそうですね。
自分が嫌になるときというのは、その嫌になった原因に、自分が吸い込まれていっているのです。
考えてみてください。
自分のことがとても嫌になったときには、必ず原因があるはずです。
しかし、そのときはその原因が不鮮明でぼやけているのです。
原因が何なのか確かめよう、それを見つけようとして、自分で自分を追及しているのです。
いわば、自分という火山の火口に吸い込まれていくようなものです。
そんなことをしたら、ますます自分が嫌になっていきます。
ですから、自分に対して無関心になってしまえばいいのです。
放り投げてしまうのです。
嫌になった原因に吸い込まれていく前に、自分に大きなアドバルーンを付けて地上に戻すのです。
空から下ろすのではなく、地下から浮かび上がらせる感覚です。
そうやって吸い込まれていく感覚を断ち切るのです。
そして空を見上げ、思いっきり深呼吸をくり返してください。
自分を嫌だと思っている間はきっと前かがみになり、内臓を押さえつけるような姿勢になっていたはずです。
内臓をゆったりさせてください。
そして、新しい空気をいっぱい吸い込んでください。
まず、重かった気持ちが軽くなり、気分が爽快になるでしょう。
すると、自分を嫌になったことも少しずつ忘れていくはずです。
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