あなたの周りにいませんか?…
自分の「不幸自慢」する人が。
前にこんなことがあって…
実は私はこんなで…
確かに笑える話もありますが、「それって笑っていいの?…」とこっちが気を使ってしまうような話もあって困ることも。
今回はそんな「不幸自慢」する人の心理について、お話したいと思います。
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不幸自慢する人の心理とは?
最近は、一般人にも、テレビタレント並みの「コミュニケーションスキル」が要求されます。
つまり「話がおもしろい」ことが、何にもまして重要なのですね。
その場合、ネタとして使える、有効なパターンの一つは、自分の不幸自慢です。
若者なら「ブランド物買いすぎて、サラ金にウン百万も借金があるんだ。いやあー、まいっちゃうよ。」などという貧乏自慢をします。
年配者なら「もう、最近はあちこちの関節が痛くて。もう年だね(笑)」などという持病自慢…
これがエスカレートすると「いやぁ~、医者に余命一年なんて宣告されちゃってさぁ!まいっちゃつたよ、ハハハ。」なんていう人もでてきて、そうなると「そこまでネタにするとは、あの人はスゴい!」などと、妙な感心のされ方をしたりもします。
それでは、なぜ人はそこまでして不幸を自慢するのか?…
そこには、ひとひねりした自己顕示欲が潜んでいます。
自分の話を聞いてほしい…
でも、自慢話をするのはいやらしい…
そこで、自分をおとしめるような不幸話をわざとネタにするのです。
また、自己開示しようとする心理も働いているのです。
自分のマイナス面をオープンにすることで、相手との距離を縮め、親密な関係をつくろうとする心理です。
誰でも完璧でスキのない人間よりも、どこか「スキのある人」の方が、付き合いやすいもの…
ドラえもんは、何だかんだいって「どこでもドア」や「タケコプター」など画期的な新製品を次々と提供する優秀なロボットです。
もしも、ネズミが苦手、どら焼きに目がない…
などのスキがなければ、ちょっとかわいげがないものです。
だいたい不幸自慢をする人は、「まいっちゃったよ」などといいながら、ニコニコしていることが多いもの…
もしも、あなたの身に何か不幸な出来事が起こっても、落ち込むことはないのです。
「しめた、ネタにできる!おいしいぞ!」と思えばいいのです。
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