藤原まつり(ふじわらまつり)は、岩手県は西磐井郡平泉町で行われる奥州藤原氏の祭事です。
また藤原まつりには、春の藤原まつりと秋の藤原まつりがあり、今回は「春の藤原まつり」についてご紹介したいと思います。
祭事名:春の藤原まつり
開催日時:2018年5月1日(火)~5月5日(土・祝)
開催場所:中尊寺、毛越寺ほか ※岩手県西磐井郡平泉町
アクセス:JR「平泉」駅下車、バス「中尊寺」下車、徒歩10分
駐車場:中尊寺駐車場(400円)、毛越寺駐車場(300円) ※計1000台
問い合わせ:平泉観光協会
電話番号:0191-46-2110
5月1日・・・10:30 稚児行列 ※中尊寺本堂~金色堂
・・・11:00 弁慶の力餅つき ※平泉駅前広場
5月3日・・・10:00 藤原秀衡公出迎行列 ※中尊寺坂下・出発
・・・10:20 高館義経堂(通過)
・・・10:50 平泉駅前(通過)
・・・11:05 毛越寺 到着
・・・12:40 義経公ねぎらいの場再現 ※毛越寺大泉が池
・・・13:30 源義経公東下り行列 ※毛越寺・出発
・・・13:50 平泉駅前(通過)
・・・14:25 高館義経堂前(通過)
・・・14:40 中尊寺坂下(通過)
・・・15:20 中尊寺金色堂・奉拝
5月5日・・・10:00 弁慶力餅競技大会 ※平泉駅前広場
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「春の藤原まつり」の概要
岩手県西磐井郡平泉町平泉に建立されているのが、ご存じ「中尊寺(ちゅうそんじ)」、そして「毛越寺(もうつうじ)」…
こちらで行われる大祭が「春の藤原まつり」です。
「春の藤原まつり」の起源は、昭和24年(1949年)と意外と新しいものです。
「春の藤原まつり」は、平安時代末期に奥羽二国(陸奧、出羽、現:青森、岩手、宮城、福島、秋田、山形の六県)を支配した奥州藤原氏三代の栄華、そして源義経を偲ぶものです。
この祭礼のハイライトは3日に行われる「源義経公東下り行列」です。
兄・頼朝と不和になった弟・義経は、やがて都を追われ、奥州平泉の藤原秀衡のもとに身を寄せます。
行列は、よく知られたこのストーリーを再現したものです。
3日、午前10時ころ、追われた義経を出迎えるための行列が中尊寺から毛越寺へ進み、大泉が池で義経と秀衡が対面します。
そして義経一行を迎えた行列は、13時30分ころに毛越寺を出発し、15時ころに中尊寺へ戻ります。
当時の姿を模した行列は人々の目を楽しませるだけでなく、タレントなど著名人が義経、秀衡、北の方、弁慶役に扮するので人気があるのです。
ちなみに「秋の藤原まつり」は11月1~3日に行われています。
機会のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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