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埼玉県秩父市三峰にある神社…
「三峯神社(みつみねじんじゃ)」をご存知でしょうか。
名前:三峯神社(みつみねじんじゃ)
場所:埼玉県秩父市三峰298-1
電話:0494-55-0241
アクセス:秩父鉄道「三峰口駅」から西武バスに乗り換え終点の「三峯神社」
主祭神:伊弉諾尊、伊弉册尊
三峯神社は、秩父神社・宝登山神社とともに秩父三社の一社で、狛犬の代わりに狼の像が鎮座している珍しい神社です。
今回はそんな埼玉のパワースポット「三峯神社」のご利益についてお話しましょう。
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埼玉のパワースポット「三峯神社」のご利益とは?
三峰(みつみね)山と総称される雲取山(くもとりやま)、白岩山(しらいわやま)、妙法嶽(みょうほうだけ)の三つの山を背景とした、標高1100メートル、奥秩父山中の高地が三峯神社と呼ばれる御神域です。
三峯神社のはじまりは、遠く2000年以上も昔のこと…
日本神話の英雄として知られる日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が、父である景行天皇の命を受けて東国に赴いた際、この地の山河の素晴らしさに感銘し、国造りの祖・伊弉諾尊(イザナギノミコト )と伊弉册尊(イザナミノミコト)の二神を祀って、日本国の平和を祈られたのが起こりだと伝えられています。
日本神話の中で何度も襲いかかる危機を撥ね返し、日本の国造りを進めた日本武尊のエネルギー…
そして三峯の地下を流れる、神社の御神体ともいえる水脈…
険しい山々の地中を脈々と流れる清冽な流れは、人生の険しさをも押し流す強靭なエネルギーそのものです。
そう、この御神域には、どんな困難に直面しても切り抜けていく、粘り強い日本武尊のパワーと、大自然の潔く力強いパワーが一つになって、息づいているのです。
ここは、自分ではどうにもならない事態に直面したときに訪れる「駆け込み寺」ならぬ、「駆け込み神社」的な気質を持つお社(やしと)だといえるでしょう。
困難な状態にならぬように十分に気を配り、努力を重ねても、人生には人知を超えた思わぬ落とし穴や苦労があるものです。
そんなとき、ぜひともこの神社を思い出してください。
峯神社は人生の駆け込み寺的なところですが、もちろん転ばぬ先の杖として、年に一回お参りして人生に災いがないようにお願いすると良いでしょう。
災いというのは根本をみていくと、過去世の過ちや先祖が過去に過ちを犯したことにより起こりますが、祈りやお参りがカルマからくる反動をできるだけ最小に抑えてくれる働きを持っています。
機会があればお参りしてご加護をいただくのが良いでしょう。
ネガティブなカルマがあると、本当の意味でのスピリチュアルな道に入れません。
自分のためではなく他人のため人のために生きること…
奉仕をするというのも、その一つなのですが、ネガティブカルマがあると人のために何かをしたいという気すらあまり湧いてきません。
三峯神社というのは、そういう時でも進取の気持ちを後押ししてくれる場所でもあるのです。
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埼玉のパワースポット三峯神社の「狼」
三峯神社を訪れると、鳥居や随身門など境内のいたるところに三峯の眷属である狼の神使像(しんしぞう)があるのが目に留まります。
「神使」や「眷属」とは、神の霊力を受けて、その使いとして働く動物のことですが、狼は日本武尊の道案内を務めた際に、その勇敢さや忠実さを認められ、使い神に定められたといわれています。
神々の眷属にはキツネやシカ、カラスなど、さまざまな動物がいますが、狼は「オオカミ=大神」という言霊が示すように、神に一番近い眷属であり、あらゆる災いを祓い、清め、除く力を持つとされています。
ここ三峯神社には、強い霊力を持つ眷属の狼を、拝借=レンタルすることができるユニークな仕組みがあります。
というと驚いてしまわれるかもしれませんが、つまり、”眷属である狼の力を御神札に封じ、1年間お借りし「火盗、病気、諸難」といった災いから守護していただくというものです。
1年が過ぎたら、近所の神社ではなく、三峯神社に返却して(郵送可)、また次の1年のために、あらたな御神札をいただきます。
授与時には御祈願も一緒に受けられるので、合わせてお願いしてみましょう。
機会があったらぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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