大勢の人の前でスピーチやプレゼンをする時、とても緊張しますよね。
特に日本人は外国人に比べて、人前で話す機会を与えられる機会が少なく、慣れていないことにより、緊張する人が多いと聞いたことがあります。
そのような場面では誰もが緊張するものですが、極度のあがり症で全く話せなくなるような人は、克服方法を考えなければなりません。
あがり症は病気なのでしょうか?克服する良い方法はあるのでしょうか。
あがり症とは、どのような心理状況で発生するのかと合わせて、ご紹介します。
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極度の緊張やあがり症は病気なの?克服するいい方法とは?
結婚式のスピーチや、会合での挨拶など、多くの人の前で話をするのは、誰もが緊張するものです。
そうした緊張の感じ方、とらえ方は人それぞれ違うもので、「心地よい」と感じる人もいれば「息苦しい」と感じる人もいます。
けれど、緊張に対して、「耐えられないくらい辛い」「相手にイヤな思いをさせてしまうのではないか」などと思い詰めてしまったり、手や足が震えたりする人は、少し深刻です。
それはもしかしたら、対人恐怖かもしれません。
対人恐怖とは俗に言うあがり症のことで、人前でなにかをするとき、極度の緊張をおぼえ、うまく行動できなくなることを言います。
対人恐怖は、人前で顔が赤くなる赤面恐怖、話をしようとするとどもってしまう吃音恐怖、視線が気になって仕方がない視線恐怖、自分の表情や動作を気にしてばかりいる表情恐怖などがあります。
こうした症状の根幹にあるのは、「自分は他人にどう思われているのか」にこだわりすぎる感情です。
誰もが他人の視線を気にしながら生きているものですが、その程度が非常に激しい人が、対人恐怖となります。
そういう人は、真面目で完璧主義で、他人の評価をとても気にするタイプの人が多く、そのために、過剰なほどに緊張してしまうのです。
対人恐怖から逃れるには、そのこだわりから解き放たれることが必要です。
といっても簡単にはいかないかもしれませんがカウンセリングや、ときには投薬も並行して進めながら、他人とのコミュニケーションのレッスンを重ねていくことが一番の治療法です。
あがり症で悩んでいる方は、少しづつでも改善していけるよう出来ることから始めていきましょう。
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