目次
2017年も残りわずか…
2018年は良い年にしたいものですね。
それには2017年12月31日…
つまり「大晦日」の過ごし方が大切になってくるかもしれません。
そこで、2018年に「開運」を授かるための大晦日の過ごし方をお話しましょう。
Sponsored Links
「開運」を授かるための大晦日の過ごし方
1カ月の最後の日を晦日(みそか)というので1年の最後の日が大晦日となります。
旧暦では、月が隠れる状態のため、月籠(つきごもり)が転じて、「つごもり」ともいい、大晦日のことは「大つごもり」ともいいます。
大晦日には、年越しそばを食べる習慣がありますね。
これは、そばが細く長いことから、長寿を願うという意味がこめられています。
さらに、そばが切れやすいことから、今年の悪運や嫌なことをすべて断ち切って、新しい年を迎えるという意味があります。
現在では元日が1年の始まりですが、かつては、日の入りが1日の始まりと考えられていたので、1年の始まりは大晦日の夜でした。
大晦日の夜に食べるものが1年の一番最初に食べるものなので、とても大切にされていたのです。
そして大晦日の夜は一晩中、火を焚き、寝ずに起きていて、歳神様をお迎えするのが本来の過ごし方だったのだそうです。
これらのことをしっかりと心がけて、2018年に「開運」を授かるための大晦日の過ごし方を検討してみましょう。
Sponsored Links
大晦日の除夜の鐘
除夜(じょや)とは大晦日の夜のこと…
大晦日の夜、寺院で除夜の鐘をつくことは、よく知られていますね。
除夜の鐘は108つ…
これは人間の煩悩の数だといわれています。
108回、鐘をつくことで、その煩悩を消し、罪悪をはらうとされています。
そのうちの107回は年内に、残り1回を年が明けてからつくというところもあるそうです。
京都の清水寺(きよみずでら)や神奈川県の建長寺(けんちょうじ)、東京の増上寺(ぞうじょうじ)など、大晦日に自分で除夜の鐘をつけるお寺もあります。
除夜の鐘の数にならって先着108人のところが多いようですから、鐘をつきたいという方はお早めに足を運んでください。
また、石川県羽咋(はくい)市の永光寺(ようこうじ)の除夜の鐘は、正座して鐘をつくという全国でも珍しい「永光寺様式」で行なわれ、参拝者も鐘をつくことができます。
初詣は元日にお参りに行くことですが、先述したように、かつては大晦日の日没が元日だったので、大晦日の夜に神社などにお参りして、そこで夜を明かす「年ごもり」という風習がありました。
現在では、元日が1日の始まりなので、大晦日の夜から元日の朝まで神社にいることを「二年参り」と呼んでいます。
この記事へのコメントはありません。