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自分の話ばかりする人の心理と自慢話が多い人の心理

目次





あなたの周りにこんな人はいませんか?
自分の話ばかりする人や自慢話が多い人が…

会うたび会うたび自分の話や自慢話ばかりだと、聞いている方は疲れてくるだけでなく、なんでここまで自分の話ばかりするのだろう…と不思議に思いますよね。

実は自分の話ばかりする人や自慢話が多い人には、ある決まった心理が働いていたのです。
そこで今回は自分の話ばかりする人の心理と自慢話が多い人の心理について迫ってみました。



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自分の話ばかりする人の心理


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小さな子供と話していると、はじめは「何歳?」、「どんな遊びが好き?」とこちらから問いかけなくては話が進みませんが、打ち解けてくると子供の一方的な話につき合うことになります。
そして、その子がアニメ好きなら、そのアニメの好きなキャラクターの話を延々と聞かされることになるでしよう。
一旦打ち解けると、子供は完全に心を許し、「僕はね…」、「私はね…」などと自分の話をどんどんしていきます。

子供は自分が話していて楽しい話題は、相手も楽しんでいると思い込んでいるのです。
だから、相手が退屈したり困惑したりしているなんて思いも及びません。

子供ならこれで仕方がないのですが、コミュニケーションを十分に学習したはずの大人にも、子供の時から成長していないようなこんな人が少なからずいます。
例えば、主婦のAさんとBさんの会話を考えてみましょう。

A「今度主人が転勤になりそうなのよ。急な話でね…」
B「まあ大変ねー。ウチは息子が去年九州に転勤になったのよ。お嫁さんがついていくのを嫌がって単身赴任よ。この嫁がすごいわがままでね、この間もねえ…」

Aさんは、転勤に対する不安を聞いてもらい、相談にのってもらおうと話し始めたのに、Bさんは息子の嫁の悪口を語り始めてしまいました。

2人が親しい間柄で「うちも単身赴任させちゃおうかな。子供の転校もあるし」と、Aさんがまた自分の話題に戻せるのであれば問題はないのですが、往々にしてそのまま嫁の悪口を聞かされて会話が終わってしまうことが多いのです。
このような人は、相手の話を半分しか聞いていなく、相手がまだ話している途中でも自分のことばかり考え、すかさず自分の話にすり替えようとしてきます。
それも完全に無意識なのです。

いかがでしょう。
このような経験はありませんか?…
このように、すぐに話の主導権をとってしまうのは、先に述べた小さな子供と同じで、自分がしゃべることにしか神経が回らず、相手への気配りができない人なのです。

そして話すうちに気分も高揚して一方的にしゃべり続けます。
全く相手の気持ちを考えられていませんね…
当然、相手にとっては「この人とのおしゃべりは耐えられないなー」という状況になってしまうのです。

このタイプは自己中心的に見えますが、むしろ子供っぽいという方がぴったりで、相手が嫌がっていることに気づきもしません。
それだけに、お付き合いが難しいタイプといえます。
最悪の場合は、気づけば周りに誰もいなくなってしまった…ということにもなりかねませんね。



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自慢話が多い人の心理


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さて、その他にもどんな話をしていても、最終的には家族の自慢や、逆に家族への愚痴に持っていく人もいます。
例えば、「息子も嫁も医者で」とか「父が支援している国会議員が実家に来て」などと、手を替え品を替え身内の自慢話をする人がいるものです。
そういう人は、最初から絶対にその話をしようと思っているため、隙をみて自慢話を入れてきます。

聞いていて、これほど退屈なものはありません。
愚痴を聞かされるのも嫌なものです。

隣の奥さんにいつも夫の悪口を聞かされていたら、辟易(へきえき)するでしょう。
たとえが主婦の会話になりがちなのは、ワケがあります。

身内の自慢や家族の愚痴しか話題にできないタイプは、広い世界に出ていくことが怖く、自分のテリトリーに閉じこもっている人が多いからです。
主婦でも、最近は積極的に外に出て世界を広げている人も多くいますが、家庭の切り盛りが務めと主婦業に徹する人も、決して少なくありません。

専業主婦のすべてがそうとは言いませんが、家庭にいる時間が長いほど外の世界との接触は少なくなり、さらに接触を怖がる気持ちも生まれてくるでしょう。
そうなればどうしても話題は身の回りのことしかなくなります。
広い世界で生きている人は人間関係も様々な人と付き合うことになり、人間関係で揉まれることにより、相手の気持ちを考えるようになりそこから学んでいきます。
しかし狭い世界で生きている人たちは、毎回決まった人とばかり会うため、学ぶことが少なく、成長はありません。

ただ、こういう人は外の世界を知って積極的に活動するようになると、話題が広がることがよくあります。
その意味では先にあげた自分の話題に終始する人よりは自覚があり、話の持っていき方の工夫で自慢も愚痴も少なくなるでしょう。

もうこの人の自慢話を聞いているのは耐えられない!と限界がきたら、その人から徐々に離れていくしかありません。
しかし、近所の人で引っ越さない限りどうしても付き合わざるを得ない、という人の場合は、少しずつでも外の世界に誘ってあげることも一つの方法かもしれません。

いかがでしたでしょうか。
これで、自分の話ばかりする人や自慢話が多い人の心理をお分りいただけたでしょうか。

世の中にはそれこそ様々な人がいますが、このようなタイプの方との付き合いはしんどく感じることも多いでしょう。
無理して付き合うよりも、少しずつ離れていくようにするしかないかもしれませんね。



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