相手に伝えたい事が、口にした途端、自分が頭で思っていたよりうまく伝えられず、歯がゆい思いをしたことはありませんか?
自分の思っている事をキレイに相手に伝えられたらいいのですが、それがうまく口にできない、伝わらないと、何だか気持ちがすっきりせず、モヤモヤしますよね。
それがビジネス上だと、さらに厄介です。
うまく伝えられないせいで、自分が考えていたことと、違う受け取り方をされてしまう恐れもありますし、仕事を回す上での危険性を伴う場合もあります。
さて、ではなぜ頭で思っている事をうまく伝える事ができないのでしょうか。
うまく伝えるようにするにはどうすれば良いのでしょうか。
さっそく見ていきましょう。
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伝えたいことをうまく伝えられない!どうしたらいいの?!
なぜうまく伝える事ができないのか…
それは伝えたいと思っていることが、まだ自分の中ではっきりしていないのです。
実体がないというのか、漠然としているというのか、抽象的というのか、とにかく自分の中でしっかりした形になっていないのです。
なんとなくこんなもの、という感じで、まるで泡のようなものなのです。
マルなのかサンカクなのか、そんなふうにぼやーっとした輪郭が浮かんでいるだけで、中身がはっきりしていないのです。
だから、言葉にできないのです。
自分でもつかめていない段階で、なんとなくこんなことを伝えたい、と思っているだけなのです。
その何となく…で口にしても伝わるだろう、という気持ちがあるのです。
人は他人と話すことで、自分の言いたいことや伝えたいことを明確にしたい、と思っているのかもしれません。
自分一人では形にできないイメージを、人に伝えることで具体化しようとしているのかもしれません。
つまり、人に何かを話すというのは、自分自身の気持ちを確認する作業のような気がします。
伝えたい、伝えたい、と考えをめぐらせながら、自分は本当はどう思っているのかを考えていると思うのです。
誰かに伝えたいことは、本当は自分に伝えたいことなのではないでしょうか。
人に何かを伝えるというのは自分の中の一種の確認作業のようなもので、自分に明確にわかっていることであれば、人に伝えたいと思わないかもしれません。
もちろんすべての場合がそうではないと思いますが…
伝えたい気持ちをうまく伝えられないときには、どうすればうまく話せるかということで悩む前に、紙に書き出すとよくわかってきます。
書くという行為は、自分の頭の中を整理するのにとても役立ちます。
思いつくまま書き出すと、そのうち順序だったものが出てくるはずです。
日記を書くと良い、と言われているのも、同じ理由です。
モヤモヤしている気持ちを、書き出す、という行為で、自分の気持ちがまとまり、スッキリします。
やはり会話にも地図が必要なのです。
目に見える現実的な地図です。
うまく伝わらない、と思った時は、一度紙に書き出して頭の中を整理してみる。
ぜひ試してみてくださいね。
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