あなたの周りにうつ病で悩んでいる人はいませんか?
昨今、世の中にはうつ病に悩まされている人が本当に増えてきています。
私は絶対にうつ病にはかからない!と思っていても、うつ病は些細なことがきっかけで、知らず知らずの間に始まっている可能性があるのです。
まさかこんなことがきっかけでうつ病になる事もあるの?と疑いたくなるような….。
過度のストレスを感じながら仕事を無理やり続けていたら、いつのまにかうつに片足を突っ込んでいた….などという方もいるのではないでしょうか。
そこで、うつ病になりやすいタイプを、うつ病の主な症状と共にみていきましょう。
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こんな事もうつ病のきっかけになることがあるの?
仕事や人間関係の行き詰まりなど、ささいなきっかけで気分がふさぐことがあります。
そんなとき、自分の好きなことに没頭したり、おいしいものを食べたりするなどで気分転換をはかれるなら、さほどおおごとではありません。
けれど、そうした気分が2週間以上長引き、なにをする気も起こらなくなってくると、それはうつ病の症状かもしれません。
うつ病のおもな症状を下記の表に挙げました。
人によってさまざまですが、共通しているのは「憂うつで悲しい気分がする」「なにもする気が起こらない」の2つです。
けれどなかには、体の不調が主症状として現れ、憂うつ感や無気力が目立たない場合もあります。
これを仮面うつ病といいます。
内科で診察を受けても身体的な原因がない場合は、うつを疑ったほうがいいでしょう。
うつの原因はさまざまですが、心になにかしらのストレスを抱えると、それが引き金となります。
仕事、人間関係のトラブル、家庭内の問題、病気、引っ越し。
また結婚や出産、昇進など、むしろ喜ばしいことがきっかけになる場合も少なくありません。
つまり心に大きな刺激となるような出来事は、みなうつ病のきっかけになる可能性があるのです。
うつになりやすいのは、何事にも真面目に取り組むタイプの誠実で几帳面な人です。
心が受けた刺激を真正面から受け止め、真剣に取り組もうと頑張りすぎるために、プレッシャーが強烈になるのです。
また、他人の評価を気にしすぎたり、自己評価が低い人もうつ病患者のなかには少なくないようです。
こうしたタイプの人は、うつ病になるまで自分を追い込まないよう、気をつけることが大切です。
最後にうつ病の症状についてご紹介しておきましょう。
◇心の症状
●つねに憂うつで、悲しい気持ちに沈んでしまう。
●なんに対しても興味がなくなり、なにもやる気が起きない。
●新聞やテレビに興味がなくなる。
●「自分がいけないんだ」と考えてしまいがち。
●自信がなくなり、すぐに不安になる。
●判断力の低下。
◇体の症状
●寝付きが悪かったり、すぐに目覚めたりする。
●食欲がなく、食べ物がおいしくない。
●胃の調子が悪い。
●頭痛や微熱が続いたり、肩こりが治らない。
●性欲が減退する。
●めまい、動悸、息切れがする。
●上記のような症状が二週間以上続き、受診しても身体的な疾患が確認されない。
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