ペリドット(peridot)はギリシャ語で「黄金石」を意味します。
古代エジプトではこの石を、「トパゾス」と呼び、ファラオの王冠や装飾品として利用したといわれています。
太陽神を国家のシンボルとしていたエジプト人は、この石のまばゆい輝きを、国の象徴の太陽に重ね合わせたのかもしれません。
夜に輝きを放つこの石は、暗闇への恐怖を吹き飛ばし、悪を退ける力を持つとされ、身を守る護符としても活躍しよす。
恐怖心や不安に惑わされず、問題を解決するよう働きかけるので、仕事や人間関係で障害に直面したときにも、身につけるといいでしょう。
困難な状況に陥ると気が滅入り、食欲不振に陥ったり、ますます悪い方に転がることも少なくありません。
そんなときにこの石は、暗い考えや否定的なイメージを一掃して、あなたが進むべき道を照らし出すパワーストーンなのです。
さらに食欲不振を改善し、消化力を高めるともいわれています。
太陽のパワーを秘めたこの石には、希望をもたらす作用があります。
自分の限界を感じて意気消沈したときや、先の見通しが立たず不安なときに、指輪などのアクセサリーとして身につけると効果的です。
心が明るくなり、向上心が復活します。
たとえば、あなたの期待が外れたり、思うようにいかないと、鬱になったり、投げやりな気持ちになることがあるかもしれません。
しかし、そういうときこそ実力を磨いたり、地道な努力をすることが肝心です。
この石(パワーストーン)はどんなときにも、あなたに勇気と明るさを与えます。
物事のマイナス面にとらわれやすいタイプの人は、お守りにするといいでしょう。
また浄化の際は、セージで燻(いぶ)したり、湧き水に浸けると効果的です。
ときどき日光を当てると、いっそう輝きが増します。
原石であれば、天然塩の上に載せても効果的だとされます。
身につけるときは、胸元に届くようなアクセサリーか、指輪なら右手にはめるといいでしょう。
この石(パワーストーン)を身につけているときに洗面器に熱湯を張り、バーベナ2滴、ローズ2滴を落として、その上に顔をかざしてスチームを吸い込むと、焦りや不安を一掃する働きが強まります。
このとき左手に石を握るといいでしょう。
お湯が冷めたらハンドバスにしましょう。
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