あなたは、夢や目標を持っていますか?
夢を持つことはとても良いことです。
そして、夢や目標がある、と答える方はきっと多いことでしょう。
しかし、夢や目標ができた時に、一度立ち止まって自分の胸に手を当てて確認してみてほしいことがあります。
それはあなたが心から望んでいることなのか?…と。
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あなたの夢や目標の本気度チェックがかなり重要な件
幕末に、緒方洪庵(おがたこうあん)という名医がいました。
ある日、洪庵の下へひとりの武士がやってきて、「武士の身分を捨てて医学の道に進みたい。弟子にしてほしい」と願いでました。
武士があまりに懇願するため、洪庵も根負けして、弟子になることを許しました。
そして、入門当日。
洪庵は、彼の姿を見るなり、「やはり、あなたを弟子として認めることができません」と言い放ったのです。
「あなたの腰には刀がある。
あなたは本当に武士を捨て、医学の道に進む気持ちがあるのですか?
本気で医学を勉強しようと思うなら、不要な刀など差してはこないはずです」
実際、この武士が医学を志した理由は、しきたりがうるさい武士の生活に嫌気がさしたのと、医者は、お金が儲かりそうだからでした。
夢や希望を持つことはとても大切です。
そして、もっと大切なのは、その夢や希望が、本心から望むものであることです。
心からの願いだからこそ、自然と熱意が湧いてきます。
本気になれるからこそ、自分がどうするべきか、道が見えます。
挫折やあきらめと無縁でいられるのです。
誰だって、現状から逃げだしたくなったり、何か今とは違うことがしたくなるときがあるでしょう。
もしそんな自分に気づいたら、ひと息ついて胸に手を当て、「私は本気でこれを望んでいるの?」と自分の心に問いかけてみるのです。
ゆっくり落ち着いて気持ちを確かめれば、本当にやりたいことが見えてきます。
「ごはんを食べ忘れるくらい夢中になれること」
本心から望む夢ができた時、きっとそれはあなたを素晴らしい場所へ連れていってくれることでしょう。
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