友人や後輩などに「だから言ったじゃないですか~」と言われたことはありませんか?
一度や二度ならまだ知らず、この言葉が口癖になっている人がいます。
言われた側にとっては少しイラっとしそうな口癖ですが…
今回はそんな「だから言ったじゃないですか」が口癖の人の性格や心理について探っていきたいと思います。
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「だから言ったじゃないですか」が口癖の人の性格や心理
「だから」と、語気強く反論したがる人がいます。
完全な人などいないのですから、ちょっとした間違いや勘違いは避けられません。
自分でも「しまった!」と思っているときに、「だから、いったじゃないですか~」といわれたら、誰だってたまったものではないでしょう。
たとえば、部下と2人で出張に行く際、新幹線の予約をしていなかったとします。
「明日の新幹線の予約してありませんが、大丈夫でしょうか?」
明日の打ち合わせで頭がいっぱいになっているあなたは一言、「なんとかなるでしょう。」…
翌朝、新幹線のホームに行ってみると、なんと長蛇の列ができています。
どうみても、2人の座席はなさそうです。
ここで部下が一言、「だから、いったじゃないですか」…
このように、「だから…」と強く反論してくるタイプは、自分を偉く見せたい、褒められたいといった願望があるといえます。
ここに挙げたケースでも、暗に「自分はできる部下」というのをアピールしているのです。
さらには他人にアドバイスされたり、忠告されたりするのを嫌う一面もあります。
これが部下なら、その生意気さゆえ敬遠されることもあるでしょうが、実はこうしたタイプはうまくつき合えば有能な人材になる可能性があります。
この手のタイプは、自分を偉くみせたい、褒められたいというのが願望なのですから、それを満たしてあげるのがポイントです。
部下の仕事に対し、しっかりと評価して褒めてあげれば、さらに褒められようと仕事もエネルギッシュにこなします。
ただし、褒めるばかりでは天狗になるだけ…
それこそ、「自分がいなければ仕事が成り立たない」などといったことも考えかねません。
そこで7割褒めたら3割しかる」の姿勢で、仕事においての注意事項を相手にしっかりクギ刺しておく必要があるでしょう。
では、このタイプが上司の場合はどうしたら良いでしょうか?…
「だから、いいんだよ、俺の言う通りにやれば。」などといって強引に押し進めるタイプです。
基本的に、「だから…」が口癖のタイプは、自尊心が強くて負けず嫌い…
これが上司の場合なら、この傾向は強まるとみて良いでしょう。
ここはひとつエリート意識をくすぐるためにも、「とりあえず褒めるのが重要なのです。
人の上に立つと、自分のまわりにイエスマンばかりおきたがるタイプなので表面上は合わせておいた方が無難でしょう。
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