男性と女性の思想や考え方は違います…
それは脳や体の作りが違うからだと言われていますが、それらが相まって同じ言動や行為でも心理的には大きな違いを生んでいることがあるのです。
たとえば「見栄(みえ)」…
見栄っ張り、見栄を張るという言葉があるように、男女関係なく使います。
しかし心理的な意味を考えると、実は男女の見栄には違いがあるのです。
特に女性からすると、「なんでこの人(男性)こんなつまらない見栄を張るんだろう?」ということがあるかと思います。
あなたの周りにも、よく分からない見栄を張る男性はいませんか?
そこでなぜ男性はつまらない見栄を張るものなのでしょうか?
実は男性がつまらない見栄を張るにはこんな理由があったのです。
それではさっそくみていきましょう。
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なぜ男はつまらない見栄を張るのか?
男性は見栄を張っていれば自分を向上させることができます。
たとえば、これは自分にはできないといった瞬間、その場所がゴールになります。
そこで自分には必ずできると見栄を張っていれば、ゴールはまだまだ先になります。
男性は簡単に自分の限界を見せたくないのです。
たとえば重い荷物を持ってあげるとき…
腕がしびれて汗が吹き出てきても、女性から「大丈夫?」と聞かれると「平気平気」と笑って答えます。
そこで「重い…」などと、口に出すのはプライドが許しません。
特に好きな女性には、自分の可能性や力量がもっとあることを強調したいと常に考えているからです。
今の自分はちっぽけに見えるかもしれないけれど、本当はこんなものではないのです。
男性は頼られる存在であるためには見栄は不可欠です。
精神的な見栄は男性にとって生きる原動力であり、色っぽさのためのビタミンでもあります。
それがなくなってしまったら、たちまち渇いてつまらない男になってしまいます。
「等身大の自分でいい」なんて思い始めたら、自分を高めようという意識は消え去っていくのです。
男性は何も女性の前だけ見栄っ張りなのではありません。
仕事の話、車の話、クローゼットに並ぶスーツの数、買った最新機器、今までの恋愛経験や武勇伝など…
友人や仕事仲間の前でも見栄を張って生きているのです。
女性からすると「バカみたい…何の意味があるの?」と感じるかもしれませんが、男性にとって見栄は女性のファッションのようなものなのです。
つまり見栄もその男性のセンスの一つ。
エレガントに見栄を着こなしたり、ワイルドに見栄を装ったり…
ある意味で見栄は男性の一部であり文学でもあるのです。
女性も男性とお付き合いをするときは、男性が単に見栄を張っているだけではなく、男性にとって見栄はそういった意味合いがあるのだとわかってあげる必要があるのです。
そうすることで、その男性とより良い関係を築いていくこともできます。
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