ストーカー….と聞いただけでなんだかゾッとしますよね。
見ているだけで何もしないストーカーや、最終的に最悪の結果となるストーカーなど、ニュースでも頻繁に見るようにストーカー事件は多発しています。
もしかしたら、私もストーカーの被害にあった経験がある….という方もいらっしゃるかもしれません。
そんなストーカー….
男女共にストーカーは存在しますが、ストーカーと聞くとどちらかというと男性の方を想像する方が多いのではないでしょうか。
そこで今回はストーカーはなぜ男性に多いのか?について考えてみたいと思います。
なぜストーカーは男性に多いのか?
一昔前までは無かった犯罪を指す言葉に「ストーカー」があります。
今ではストーカーという言葉はすっかり社会に浸透しています。
今はストーカー規制法もありますので、ストーカー行為は犯罪にもなり得るのですが…
このストーカーという行為は男女ともに使用することができますが、警察庁の統計などを見ると、男性が加害者で、女性が被害者の場合が圧倒的に多いのです。
なぜ男性はどうしてストーカーになってしまうのでしょうか?…
「男はバカなんだろうね…」と一言で片づけてしまうのは簡単ですが何か理由があるのです。
実はこの問題は脳梁の大きさと関係があるのです。
基本的に男性の方が女性よりも脳梁(のうりょう)が小さいのです。
ということは、左右の脳の情報があまり行き来しないから、男性は集中して物事に取り組む傾向があります。
この集中が勉強や仕事、スポーツ、芸術などに向かうと、著しい成果を発揮することができたりします。
ところが、その集中がたとえば失恋した女性に向かうと、その女性のことがいつまでも忘れられず、引きずってしまい、その人につきまとうなんてことも起こってしますのです。
彼女の会社帰りに駅で待っていたり、偶然を装って姿を現わしたり、毎日何十回も電話をかけたりメールを送ったり、さらには脅迫したり、何かを強要したり…
こうした行為をして、 相手から訴えられたら犯罪になってしまう可能性が十分にあります。
男性は左脳と右脳の情報が分断しがちなので、思考の幅が狭いのです。
そのためフラれても、好きになった女性を忘れられなくて、いつまでも思い続ける傾向にあります。
それがエスカレートすると、逆恨みして最悪の場合、その相手を殺してしまう…
これが近年問題になっているストーカー殺人です。
「アモク」というマレー語があります。
アモクは通常では考えられないような公然たる殺人者を指す言葉です。
プライドを傷つけられた人が、自分のプライドを回復するために暴れたり、無差別殺人などの重大事件を引き起こしたり…
これがアモクシンドロームで、アモクはほとんど男性にしか見られないといわれているのです。
ストーカーもアモクも、どちらも行為が暴走してしまう点では共通しています。
それから、暴れたり殺したりしたことを隠すことが少ないのも類似点の一つです。
呆然として、我に返って、そのまま逮捕されるというパターンが多いのもストーカー殺人に見られる傾向ではないでしょうか。
「一所懸命」という言葉がある今は「一生懸命」とも書くけれど、元は「一所懸命」と書きました。
一所懸命は「一つの所に命を懸ける」の意味で、中世の武士が自分の領地を命懸けで守ったことに由来しています。
この「一所懸命」も男性的かもしれません。
武士の一所懸命は立派だろうけれど、今の時代、恋愛がもつれて、「別れたい」と言った女性に一所懸命になられても、その女性は迷惑なだけ…
「もう私に一所懸命にならなくていいから!お願い、どこか他の所に行って!」と言いたくなってしまうのです。
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