ライフスタイル

人はなぜ「負け惜しみ」を言うのか?

イソップ物語(イソップ寓話)の中に「すっぱいブドウ」という話があります。
お腹を空かしたキツネが、美味しそうなブドウがなっているのを見つけました。
ジャンプして取ろうとしますが、あと一歩というところで届きません。
そこでキツネは「どうせこのブドウはすっぱいに決まってる。誰が食べてやるものか!」と捨てぜりふを残して立ち去った…
というお話です。

早い話が、負け惜しみですが、このようにある行動に対し、後からもっともらしい理由をつけて自分の行動を正当化するのは「合理化」と呼ばれる心の働きです。

たとえば、好きでたまらない相手に「付き合ってください」と告白したところ、けんもほろろに断られたとしましょう。
すると、いきなりその人のことを「レベルが低すぎて自分にふさわしくない」と、不当に低く評価することがあります。

また、第一志望の大学を不合格になったとたん、「あの大学はダサいから、もともと好きになれなかった」などと言うこともあります。
また、苦労して手に入れたものが期待はずれだったときにも、合理化が行なわれます。

たとえばオークションでたくさんの人と競った結果、ようやく落札することができた美術品に傷があったとしましょう。
「高すぎた」「傷ものだった」ということを認めてしまうと、ショックあまりにも大きいため、「傷があった方が風情が出る」「これこそが本物の証」などと自分に都合よく考えます。

また、仕事などに失敗した場合は「これだけ努力したんだから、成果が出なくても充分だ」、「誰がやっても成功しないことだったんだ」などと自分を納得させるのです。

これを「甘いレモンの理論(苦労して手に入れたレモンは甘く感じる)」と言います。
このように考えることによって、私たちは心の不安を解消しているのですね。



関連記事

  1. お寺の「坊主」「住職」「和尚」は何が違うのか?
  2. 秋田の祭り「なまはげ」が抱える危機とは?
  3. 「学歴コンプレックス」を持つ親ほどお受験に熱をあげる?!
  4. 自分自身への破壊願望を持ってしまう原因とは?
  5. 2018年どんど焼きは東京(大田区、港区、北区etc)のどこでや…
  6. 仕事に手応えを感じないという方へ…
  7. イスラム教における「五行」の意味とは?
  8. 後の祭りの由来は「祇園祭」だった?!

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ

境界性・自己愛性パーソナリティ障害について

物事のとらえ方や行動が一風変わっており、そのために社会生活を送ることが難しくなってしまうのが「パーソ…

恋愛成就ならココ!新宿のパワースポットと神社

日本一の繁華街「新宿」…たくさん人が行きかい何でもそろっている魅力的な東京の街の一つです。…

パワーストーン「クリアカルサイト」の効果や浄化方法

「クリアカルサイト」は完全にクリアな結晶以外にピンク、グリーン、オレンジなど、さまざまな色の結晶があ…

夢占い…誰かと食べる夢を見たときの意味とは?

一人で食べる夢を見た…ゲテモノ(虫など)を食べる夢を見た…誰かと食べる夢を見た…これら食…

あなたのどこに注目したかで相手の心理を読むことができる?!

目と脳には密接な関係があると言われており、考えていることは目の動きにあらわれやす…

月別アーカイブ

2026年7月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
Sponsored Links

おすすめ記事

  1. 本当の自分を知る為の心理テストに答えてみよう!
  2. 「AB型✖牡羊座」の性格や芸能人と言えばコレ?!
  3. プレスター・ジョンの国とその伝説
  4. 「お金を使う」ことで運気アップする方法
  5. 「昔の恋人が忘れられない…」という想いを断ち切る方法とは?
Sponsored Links
PAGE TOP