私たちは今、この世に生きています。
でも、死んだら一体どうなってしまうのか?
あの世の世界というのは本当に存在するものなのか、あなたも一度は気になった事があるのではないでしょうか。
今回は、あの世が本当に存在するのか、一体どんな世界なのかをみていきましょう。
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あの世は本当にあるの? 一体どんな世界なの?
ある知人の話をします。
その知人はあの世に逝ってしまった友人から教えてもらったそうです。
その友人は生前、知人にこう言い残していたのです。
「私が死んだら、あの世がどんなふうになっているか、夢枕に立ってすべてあなたに教えてあげます」と。
幼いころから目に見えないものを感じ取る特技を持っていた知人に、その方はそう約束してくれました。
その方が亡くなってしばらくたったある日の真夜中、友人は寝室の窓が開いたような気配を感じ、目を覚ましたのです。
ひんやりした霊気を感じ、暗闇の中で目をこらしていると、水蒸気の固まりのような大きな丸いボールがふわふわと浮かんでいます。
その固まりが友人の足元近くにやってきて、「よっこらしょ」とでも言ったような感じで座ったのです。
友人は直感で、あの方が現れたことを悟りました。
そして、その固まりは、友人に霊界とはどんなところなのかを、声なき声で教えてくれたのです。
それによると、「この世とあの世はふすま1枚」なのだそうです。
死んだら、天国という空の彼方に昇っていくようなイメージがありますが、霊界は決して遠くにあるものではないのです。
亡くなった人は仏様や神様になって、上から現世を見下ろしているということもありません。
感覚的にいえば、あの世はふすま一枚隔てた向こう側にあり、ごく身近な世界なのです。
そしてあの世では、現世ととてもよく似た生活が繰り広げられています。
こういう話をすると、信じない人もたくさんいるでしょう。
たとえ信じてもらえなくてもかまいません。
ただ、霊界というのは決して遠い存在ではなく、いつでも自分のすぐ隣にあるものだという感覚をわかってもらえたらうれしく思います。
というのも、そうした感覚を持つことで、霊界からのスピリチュアルなパワーを味方につけることができるからです。
霊界はすぐ隣の世界に存在します。
だから、お墓参りに行けなくても、朝起きたときや夜寝る前のふとんの中で、亡くなったおばあちゃんやおじいちゃん、ご先祖様に向けて「みんな、どうしてる? 何かつらいことはある?」と心の中で話しかけてみてください。
自分の知っている人だったら、その亡くなった方ひとりひとりの笑顔をイメージしながら問いかけるといいでしょう。
時間があるときは、「今日はこんなことがあったよ」と世間話のように報告するのもいいし、「こっちはこっちで頑張るから、みんなもあの世で元気で頑張ってね。応援しているよ」と励ましてあげるのもいいですね。
せっかく近くにいるのですから、そうやって亡くなった方たちのことを思いやり、気遣ってさしあげる。
そしてあの世の人もこの世の人も、みんな一緒に幸せになりましょうという気持ちを持つのです。
これは誰にでもできますよね。
特別な霊能力など必要ありません。
あの世とこの世はふすま1枚なのですから、あちらの世界のご先祖様たちも、あなたのことを気遣い、いつも見守ってくださっています。
そして何かしらのサインや暗示を、日々の生活の中でひそかに送ってくださっているのです。
よく、急にピンと閃いたりすることがあるでしょう?
それもご先祖様があの世から気付かせてくれているメッセージなのです。
こうして互いに相手を思いやれば、あの世とこの世の人たちの魂の交流が芽生え、それがマイナスの不幸パワーをも駆逐する力となるのです。
そうすると、不思議なことに本当に身の回りに必ずいいことが起こりますよ。
こうしたパワーが実際にはありえないような「奇跡」を生むこともあるのです。
あの世のご先祖様たちを常に意識し、この世の人たちと同じように気遣うようにしましょう。
そうすれば、あの世からすばらしいメッセージがあなたのもとにも送られてくるはずですよ。
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