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価値観が違う人と仕事をするときの正しい考え方

この人とは価値観が違う…
そう感じる人があなたの周りにはいるかもしれません。

もし、そんな人と仕事をすれば、どうしてもうまくいかないように感じてしまうことでしょう。
そこで今回は価値観が違う人と仕事をするときの正しい考え方について、お話したいと思います。




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価値観が違う人と仕事をするときの正しい考え方


あの人とは価値観が違うから一緒に仕事をしにくい…
そんな文句をいう人がいます。
しかし、これは驚きの発言なのです。

なぜなら価値観が違うのは当たり前の話…
10人いれば10通りの価値観があって当然だからです。

さらに驚きなのは、まるで自分の価値観は正しく、相手の価値観は間違っているようないい方をする人がいることです。
「あの人はこんな風に思っているみたいだけど、あれっておかしいよね。」とか、「アイツみたいな考え方では、まともな仕事なんてできないよ。」などなd…

はっきりいって、価値観に正しいも間違っているもありません。
ただ勝手に存在しているだけなのです。
そんなものを、いちいち他人が評価すること自体がおかしな話なのです。

どんな場面で、どんな人と会ったとしても、価値観が違うのは当たり前…
価値観のみならず、能力も、人格も、育ってきた環境もまったく違うのです。
まずはこの事実を認めなければいけません。
「同じであること」を期待するのは、実にナンセンスなのです。

違いを認めないというのは、自分の身勝手な価値観を相手に強要するのと同じです。
もし自分がそんなことをされたら、とても嫌な思いをするのではないでしょうか。

仏教ではさまざまな教え、戒律がありますが、そもそも何を信じ、どんな生き方をするかは、個人に自由に委ねられているからで、決して強制はしていません。
それが正しい考えであれ、とんでもなく間違った思想であれ、自分の頭で考えることは完璧に自由なのです。
その権利を奪うことは誰にもできません。

何より教えというのは、本人が納得しなければ、何の効果もありません。
「仏教を信仰しなければ、あなたは地獄に堕ちますよ。」と脅し、強制したところで意味などないのです。
まして「こっちは正しくて、そっちは間違っている。」なんて言い争っても仕方ありません。

もちろん「私はこんなふうに考えています。」、「こんなすばらしい考え方があります。」と教えてあげることはできます。
しかし、それもあくまでも教えてあげるだけであって、強制するものではありません。
価値観は人それぞれ…
その前提を理解し、相手の価値観を尊重することは、人間関係を築く上での基本中の基本です。

では、仕事の現場ではどうしたらいいのでしょうか?…
価値観も能力も何もかも違うからといって、みんなが勝手な方向を向いていては仕事になりませんね。
そこで大事になるのが目的です。

2人以上の人が集まって一つの仕事をする場合、必ず何か目的があるはずです。
明日までにこの資料をつくり上げるとか、今日中にこの商品を100個売るとか何かしらの目的や目標があります。
その場に集まっている人たちは、その目的に向かって仕事をする…
この単純な共通理解が必要なのです。

目的の前では個人の価値観も、性格も関係ありません。
「私はこうしたい、ああしたい」という思いではなく、「どうしたら目的を達成できるか」という視点で全員が考える。それが当たり前なのです。

そして、その意見がまとまらないときは、リーダーが調整すればいいのです。
自分の意見を通そうとしたり、「価値観、考え方が違う。」と嘆いたりする人は、その根本を誤解しているのです。
Aさんも、Bさんも、Cさんも、Dさんも、みんなバラバラ…
それが当たり前なのです。

そんな人たちが集まって仕事をするのですから、それぞれの自我が通るはずがありません。
自我なんて脇に置いて、ただ目的のために仕事をするのが、ごく自然な状態なのです。

よく「あの人とは価値観が同じだから仲よくできる。」とか「感じ方が同じだから、スムーズに仕事ができる。」などという話を聞きますが、根本的に違うのです。
人が2人集まれば「価値観が同じ」ことなどあり得ません。

仲よくするとは、相手と自分の差を認めることです。
間違っても「仲よし=同じであること」ではありません。
「同じであること」を求めていたら、どんなコミュニティにいても、結局は窮屈に感じます。

周囲の人たち、環境に対して「自分と同じ価値観であって欲しい」と願っても、その願いは決して叶わないからです。
周囲があなたに合わせてくれるはずがありませんからね。
周りの人たちは、あなたとはまるで違う価値観、人格のまま、ただそこに存在し、何も変わってはくれません。

ですが、それでいいのです。
それがもっとも自然で、当たり前の姿なのです。
何よりもまず、相手との違いを受け入れてください。

泣いても、わめいても、文句をいっても、それが現実なのです。
このことをまずはよく理解したうえで、仕事に励むようにしましょう。



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