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仏教の伝播経路はどのようなものだったのか?

仏教は古代インドから日本に伝播してきました。
そしてインドから中国、そして韓国へとどのように伝えられたのでしょうか?

今回はインドから日本へと仏教が伝播して経路や歴史についてお話したいと思います。




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仏教の伝播経路はどのようなものだったのか?



紀元前6世紀ないし5世紀頃、釈尊教団(僧伽)は、他の自由思想家集団の追随を許さぬほど興隆をきわめましたが、釈尊入滅後百年に行なわれた第二結集(仏典編纂会議)での論争によって、上座部(保守派)と大衆部(進歩派)に大きく分裂しました。
これを根本分裂と呼び、後の大乗仏教に至るまでの時代を部派仏教時代といいます。

その後、仏教はマウリヤ王朝のアショーカ王(紀元前三世紀)の手厚い保護を受けて、インド全土および近隣諸国に流布されましたが、仏教教団は根本分裂後もさらに分裂が続き、紀元前1世紀頃には、18ないし20部に分かれたと伝えられています。
この頃、新しい仏教復興運動(大乗仏教)が起こり、インド仏教は「大小俱行(大乗と小乗の併存)」の時代を歩みはじめました。

大乗仏教の主な功績は、多くの大乗経典を成立させて、仏教精神と仏教の有するダイナミックな思想の高揚に寄与したことです。
部派仏教の進歩派と称された大衆部と密接につながっていたと推定される大乗仏教も、後期に入ると密教化が進み、民間信仰を取り入れてインド教(ヒンドゥー教)的色彩を濃くしたといわれます。

8世紀のはじめ頃、西インドに侵入を開始したイスラーム教が、仏教やヒンドゥー教を「多神教で偶像を崇拝する宗教」ときめつけ、多くの寺院を破壊しました。

13世紀の初頭(1203年)に至り、ヴィクラマシラー寺(密教の中心寺院)が破壊されるにおよんで、仏教の高僧がインドから脱出したため、インド仏教は急速に衰滅に向かいました。

中国に仏教が伝来したのは、紀元前1世紀頃と伝えられています。
紀元2世紀には安世高(あんせいこう)と支婁迦讖(しるかせん)という2人の西域僧が大小乗の経典を翻訳し、中国仏教の本格的幕開けに寄与しました。

その後、翻訳時代を経て、洛陽・長安で仏教が盛んになり、道安(経典目録·解題)、鳩摩羅什(翻訳・仏典解釈)などの努力によって真の中国化(定着)を果たしました。
紀元4世紀から5世紀頃のことです。

その後特筆すべきこととしては、入竺(インドに赴く)求法僧の輩出、高僧の続出、翻訳事業の進展、大石仏の建立、国の庇護(官寺の設置など)と、それに反する圧迫などがあげられます。
また、中国仏教における宗派は、経・律・論を拠りどころとして成立した学派を意味しますが、おおよそ十三宗に分かれています。

朝鮮に仏教が伝来したのは、時代区分からすると三国時代(4世紀~7世紀)です。
高句麗には四世紀、中国僧によって、百済には同時期、西域僧からもたらされました。

我が国には6世紀頃、百済僧が渡来して仏教文化を伝えましたが、高句麗からも同国末期の排仏政策によって国を逃れた高僧が渡来しています。
その後、朝鮮の仏教は、新羅·高句麗を滅ぼした統一新羅によって、護国仏教として発展しました。



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