仕事に対して、真面目で、責任を持ち、一生懸命頑張る人は、とても素敵です。
誰しもがそうのような態度で、仕事に取り組めれば理想ですよね。
しかし、真面目過ぎて、ストレスが溜まっていっているのにもかかわらず我慢し続け、自分自身に負担をかけ続けていると、ある時何かがプツッときれ、大変なことになります。
ここのところ少し仕事をやりすぎて必要以上にストレスを感じている、だいぶ疲れているなと感じたら、必ず休憩が必要です。
少し休んだら治るようなストレスならあまり問題はありませんが、取り返しのつかない病気に悩まされることがあります。
あなたは、必要以上に頑張り過ぎていませんか?
今回は、我慢を続け、必要以上に頑張りすぎている人がかかってしまう病気についてお話ししたいと思います。
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頑張りすぎる人はこんな病気に悩まされることに?
労働意欲の低下から、ニートと同じように社会に背を向けていても、これが中高年の場合では、若年層とは異なる原因が隠れています。
社会の荒波の中でストレスにさらされながらも耐え抜いてきた神経が、ぷつりと切れるような状態であることが多いのです。
たとえば出社拒否症や燃え尽き症候群などがあります。
出社拒否症とは、会社内でのストレスや重圧からうつ病・心身症などになり、出社できなくなる症状です。
精神症状ばかりでなく、下痢や頭痛、腹痛など身体症状として現れることもあります。
燃え尽き症候群とは、高い目標を持ち、仕事熱心で真面目だった人が頑張りすぎたあまりに疲れ切ってしまう状態のことです。
燃え尽きて伸び切ったゴムのようになり、強い疲労感や無気力から、仕事ができなくなってしまいます。
ほうっておくと、うつやアルコール中毒、不眠症など辛い状態がすすみ、さらには自殺まで考える人も出てきます。
中年期のこうした精神疾患は、仕事や会社が原因とは限りません。
仕事ばかりするあまり、家族と心が離れ、家庭での居場所がなく終業後も家に帰りたくない、帰れないという帰宅拒否症もあります。
どうしても帰れず、ホテルを転々とする人さえいます。
また、空の巣症候群に陥る年配の夫婦もいます。
これは、子育てが終わり、子どもが就職や結婚で自立した後に、一時的に現れる症状です。
空しさや無気力感からなにもする気が起きなくなったり、ひどい場合はうつ病になることもあります。
いずれの症状も軽視せずに専門家に相談し、大きなストレスを取り除いていくことが大切です。
現代社会は日々仕事に追われ、忙しい毎日を送る人が多くいるでしょう。
一度立ち止まり、必要以上にストレスを感じていないか自分の心や体に聞いてみましょう。
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